こんにちは小室凛紗（@leo_quore）です。女性がよくいう「自己肯定感が低い」って悩み、実は自分自身が作っているって知っていますか？モテる事に執着してしまう人も、承認欲求も、自己肯定感が低いからなんです。今回は「自分の力で」自己肯定感を上げ、勝手に魅力的になる方法をシェアしますね。
自己肯定感アップ！「金星を鍛えるメソッド」
（１）思い込みを捨てれば、すぐモテる
そもそもモテるって何だろう？そう思いませんか？
モテテクがネット上に溢れかえっているのに、婚活で苦戦する人、恋人がいない人が激増しているのは何故か？
これってすごい単純な話なんです。
本人が「モテないと思っているから（思い込み＝海王星）」なんです。
自分が「私はモテない」と決定しているだけなんです。
モテないと思うから、モテないんです。だからモテテクを検索してしまう。自分の立ち位置を決定しているのは、自分なんです。
そもそもモテる人は「モテて当然」だと思っていますし、実際にそういう人がモテるんです。
最初にしないといけないのは、「私は魅力的なんだ」って思い出すことです。
（……は？？？）
わかります。そう思いますよね。根拠は何？って。
でも実際、内面が外側の世界を決定してしまうんです。モテないって思い込んでいると、無自覚的に自信がない行動をしてしまうので、現実でもモテなくなるんです。
どこの世界に行きたいかは、自分で決めることができます。
「私は愛される、大事にされる人間だ」って思うと、自然と大事にされるんです。また「尽くさないと愛されない」「努力しないとダメなんだ」っていうのも思い込みです。
芸人のクロちゃんが分かりやすいですね。「私は愛される、大事にされる人間だ」って思うと、どんな容姿でも勝手に大事にしてくれる人が集まります。
金星とは「魅力」なんです。それを思い出すことが大切です。
（２）自分を大事に扱えば、人からも大事にされる
「自分には魅力がない」って思い込みを捨てても、実はここでつまずく人が多いと思います。自分が自分を大事に扱うって、実は非常に難しい事なんです。
しかし自分が自分をどう扱うかで、外側の世界の人の行動も変わってしまうんです。だから一番優先しないといけないのは「自分」です。
（１）嫌な事はしない、無理をしない
（２）無理なら断る
（３）自分の健康やメンタルに気を配る
これができると、自然とイライラしなくなって、心に余裕が生まれます。そうすると、特に意識せずに周囲の人にも親切になれたり、大らかに接する事ができますよね。これが大事なんです。
実は表面だけ親切にしたり、尽くしても、心がイライラしたり、無理をしていると「嘘」だと世界は認識します。自分が思ってもいないような迷惑な人や図々しい人が引き寄せられてくる。
不思議なんですが、無理をする必要はないんです。無理せずに自然とできるようになるまで、「自分の機嫌は自分で取りましょう」。まずは「自分ファースト」で。これは精神的な自立（境界線を持つ事）も鍛える事ができます。
（３）心に余裕を持つと、優雅さと品が出る
まず「金星」とは、貴族とかブルジョア階級を支配しています。
これはなにもブランド品のバッグを持つ事ではなく、精神的な豊かさを身につけるということです。
金星は火星とは正反対なので、戦ったり、競争する必要はありません。逆に火星のように競争すると、優雅さや品が逃げて行きます。人からはガサツで、余裕のない人に見えてしまうんです。それは容姿や立ち振る舞いに染み付いていくようになります。
火星は運動で発散させること。それが若々しさに繋がって、性的な魅力として鍛えられます。ただ対人関係では金星を使いましょう。
気をつけたいのが、女性同士の競争です。ライバル心や嫉妬心、妬みを持つと、自分から優雅さや品が消え、人気運が下降します。これは焦り（競争心＝火星）と関連し、余裕を消し去ってしまうんです。
思い込みを捨て、自分を大事する事ができたら、自然と余裕が出てきます。競争したり、比べるから余裕がなくなるんです。
特に年齢を重ねた女性の人気運が下降するのは、若い女性と自分を比べるからです。対抗意識はそれだけで余裕がなく、下品に映るし、内面の自信のなさも露呈します。人から大切にされなくなるのは、自分がそういう行動をとっているからなんです。
また余裕が生まれると、自然と人に優しくなれるし、親切にもなれます。これが大事。最終的に「無理せず優しい人になる」と、「（年齢に関わらず）いるだけで好かれる」んですよ。それには、「余裕」を持つ事が大切です。
（４）自分を知れば、勝手に魅力的な容姿になれる
金星はファッションや色彩センスを支配します。
内面の豊かさを知った後は、自分の外見の自己分析をしましょう。
大事なのは自分に似合う色、ファッションの研究です。流行りとか、誰かの真似では、なかなか魅力は発揮できませんよね…。自分はどんなスタイルや色で魅力がアップするのか？毎日鏡を見る事でも、自分を愛する練習ができます。
そんな自己分析に昨今人気なのが、パーソナルカラー。芸能人もブランディングに使っているので有名ですよね。自分の肌の色を知り、似合う色のコスメ選びに活用されています。
ただもっと深掘りすると、人相学的に男性性（火星）と女性性（金星）、木星と土星の比率がわかるんです。それを占星術の惑星に当てはめたのが、こちらの図です。
あなたのパーソナルカラーはどの季節ですか？
もちろんどんな肌の色でも、好きなアイテムを身につけるのが大前提。でもできればもっと素敵になりたい…。そんな思いから、昨今パーソナルカラーは大人気です。
（１）イエベ春…金星と海王星が強い。女性的な可愛い服装（金星）で、流行りのファッション（海王星）やドーリー（海王星）を意識的に取り入れると魅力がアップ。木星の影響で大衆人気があり、人を巻き込んでいく（海王星）と運に乗れる。
（２）イエベ秋…火星が強い。アクティブで活動的な服装（火星）、男性に好まれるような大人っぽいエレガントな服装や健康的なセクシーさ（火星）で魅力がアップ。また木星の影響で大衆人気があり、人と関わると仕事運（火星）がアップ。
（３）ブルベ夏…金星が強い。イエベ春と違い、土星の成熟さの影響で、女性的な服装（金星）の中に優雅さ、品を意識すると魅力アップ。また土星は真面目で知的なイメージの方が人気が上がり、スキルを磨く（土星）と運に乗れます。
（４）ブルベ冬…冥王星の影響で堀が深い印象的な顔立ち。シックでモノトーンの方が顔立ちとバランスが取れます。天王星はシャープでハードな小物や差し色、土星は落ち着いた雰囲気で人気が上がります。スキルを磨くと運に乗れます。
第一印象ってすごい大事ですよね？そこで良い掴みができるのが、やはりファッションです。こうした金星のセンスは、金星でも天秤座が得意な領域です。
（５）ポリシーを持てば、安売りしなくて済む
最後は金星的な知性です。
内面の自己肯定感を上げ、容姿を研究し、自信がついた先にあるのが、ここ「自分のポリシーを持つ事」です。
（１）何を美しいと感じるか
（２）どんな自分でいたいか
（３）何をしたくないか
こう言った「何をもって美しいと感じるか」の「基準や考え（ポリシー）」を持つ事です。
これをきちんと定めておけば、自分の魅力を維持させることができます。芸能界や水商売で魅力を維持している人って、ポリシーを持っている人が多いんです。
有名人ならROLANDさんや芸人のヒロシさん、マツコデラックスさんもそうですね。もっと上だと叶姉妹や芸人の江頭2:50さんも仕事のポリシーをきちんと定めていたので、安売りせず、時代が変わっても自分のブランド力を維持しています。
すぐ消えていく人は「何でも引き受けすぎ（＝没個性＝すぐ飽きられる）」なんです。
安売りする人やブランドは、ポリシーをきちんと定めていません。ポリシーを持つブランドは時代に左右されず長く愛されます。
金星とは非暴力を支配し、平和と調和を作り出す存在です。
ただ「従う」ってことではないんです。非暴力の姿勢で「自己主張すること」が大切で、何を軸とするかが最後のメソッドです。
「こういう人とは関わりたくない」
「こういうことは良くないと思う」
「これだけはやりたくない」といった考えも、全てポリシーです。
日本人はこういう考えを持つことが苦手です。ただ自分のポリシーを持つことは、権利をきちんと主張する上でも非常に大事なことです。
自分の身を守る上でも、何でも迎合するのは危険。非暴力の姿勢で自分を守ってくれるのが、ポリシーです。これは金星でも牡牛座が得意な領域です。
何かを選ぶ際の基準にもできますし、混沌（海王星）を避けることができます。自己犠牲（海王星）や無償労働（海王星）から身を守るには、このポリシーを持つ事が大切。
大事に扱われるのも、無理をしないのも、魅力を維持するのも、全部自分が決めています。
余談「マドンナと４５歳以降の立ち振る舞い」
皆様、ポップ歌手のマドンナをご存知でしょうか？ある程度の年齢の方なら「知らない」って方の方が少ないかもしれません。それくらい全世界的に有名なポップスターです。
↑現在のマドンナです。年齢は６４歳（２０２３年現在）
昨今では音楽よりも、美容整形の方（顔のバージョン）が話題に上がるようになってしまいました。最近、無理を押してツアーリハーサルに臨み、緊急搬送された事で「無理をしすぎだ」といった意見が多く上がりましたね。
わかりますか？彼女のこの行動は全て「火星と土星（凶星）」です。
そもそもマドンナとは、５歳で実母と死別し、養母との関係に葛藤（月）しながらも、ダンスや勉強に打ち込む努力家（土星）な少女でした。１９歳の時に「35ドルを持って」ニューヨーク行きの長距離バスに乗り、スターダムを駆け上がったのは有名な話です。
ニューヨーク移住後はアメリカンドリームを夢見て、ヌードモデル、ウェイトレスなど様々な仕事を掛け持ちし、２３歳でデビュー。その後はヒットを連発します。
巨大なセットが組まれるLIVE（筆者の世代なら、2億円をかけた巨大な十字架が有名）、ド派手な衣装の中でも、ゴルチエの「コーン型のブラジャー」は特に有名ですよね。
そのゴルチエの衣装を着たのが「ブロンド・アンビション・ツアー（９０’）」で、性と宗教という過激なテーマと演出で、当時のローマ法王がコンサートのボイコットを訴えたほど。
９０年代のアメリカでは、「宗教離れ（神の否定）」が盛り上がっていたんです（男性ならマリリン・マンソン）。ただ西洋は宗教上、女性が性的な演出をすることに否定的。当時は「あまりに過激だ」と、告訴も検討されたほど（LIVEでSMプレイの演出をしたラムシュタインは逮捕されていますし、日本の方がエロの規制はゆるいんです）
マドンナはここで「SEXシンボル（男性側）」の地位を不動のものにし、「女性を解放した（女性側）」という事で、女性からも支持されます。
これら全ての流れが「火星（戦い、SEX、行動）」と「天王星（自由、解放、刺激、変化）」だってわかりますか？
火星と天王星は過激で刺激的なので、SEXシンボルとして男性から人気になります。マドンナは火星×天王星９０度で、強烈に強い。ここまで強いと日本人にはウケが悪かも知れません…（９０度にYouTuberのゆたぼんがいます）日本人だと浜崎あゆみさんも火星×天王星０度で非常に強いので、男女共に人気がありました。
この点をどう捉えるかは、人それぞれです。日本（の特に女性）は好まないかもしれません。この「モテ」の概念も、男女で感性に差があります。ただ金星だけを重視すると、男性人気は得られません。
ただ火星の世界は甘えが許されず、常に「戦い・争い（火星）」ですし、天王星は「トラブル・スキャンダル（天王星）」がつきもの。マドンナの私生活も「平和（金星）」とは言えないものでした。
マドンナの人生は「５歳で自立しろ」と言われた、悲しいスタートでした。母親（月）に甘える事（金星）ができず、認めてもらうには努力する事（土星）が必要。それが彼女の成功体験になっているんだと思います。彼女は甘える方法や弱音の吐き方を知らないまま、スターに駆け上がった人です。
ただ若者と年齢を重ねた女性では、火星の意味合いも変化します。火星は運動などで若々しさを維持するだけでいいんです。戦うのも、せいぜい４５歳まで（火星の年齢域）。その後は金星を重視した、「余裕のある態度」の方が好まれます。
実は筆者が初めてマドンナをリアルタイムで聴いたのって、ブリトニーとのコラボなんです（２００３年で、当時マドンナ４５歳、ブリトニーは２１歳でした。）
Britney Spears 「Me Against The Music」
上記のMVをみてもわかると思いますが、若者らしくクラブで遊ぶブリトニーと、大人の余裕が感じられるマドンナとの対比が印象的なMVです。どちらも輝いていますよね？
ただ筆者が若者との共演が「面白いな」って思えたのも、実はここまで。やはり攻めの姿勢は火星の年齢域まで…。その後は木星期なので、「チャンスを与える側（プロデュースなど）」や「社会貢献」も必要なゾーンなんですよね。
個人（０歳〜４５歳）から、社会（４５歳〜）になるし、お金や魅力は金星なので、ガツガツ追うより余裕（金星）がある方が大事になります。若い頃の野心は前向きに見えても、そうじゃなくなるのはこの辺もあるのかもしれません。
マドンナはチャートでも、火星や土星、冥王星が強くて男性的。徹底的にやる人でしょう。ただ金星も強いんです（キラキラした眼球からもそれは伝わります）。まず金星×木星９０度はポップ歌手的なセンスですし、金星×海王星９０度は熱狂的な信者を獲得できます。芸能界最強のアスペクトの組み合わせでしょう。
２０００年代に女性を解放したのがビヨンセなら、９０年代に女性を解放したのはマドンナでした。数々の年下アーティストが消えていく中、ここまで長い期間、アメリカエンタメ界で不動の地位にいるのは、並大抵の努力では務まらない事でしょう。そこは敬意を込めて。
大事なのはそういった「余裕」を打ち出したり、人に分け与えることで、火星期以降は（競争・奪う）だと人気運が下降していきます。金星のメソッドの（５）のポリシーを定めて、無理のない範囲で動く方がブランド力が維持できるものなんですよ。
上記の余談では、ビヨンセ、リアーナ、カート・コバーンとともに、金星の魅力を詳しく解説しています。
終わりに「モテるって？」
今回は金星のメソッドでした。以前感想で、モテるの概念がわからないよ〜って方がいたので、モテとはジェンダーによって違うし、惑星によっても違うんですよって事を言語化しました。
今回は金星のエネルギーを活用したモテの作り方です。モテは火星、金星、木星、天王星、（場合によっては）海王星も強力です。ただそれぞれ対応する世界観は異なるので、「使い方」が非常に重要。誤ると上手くいかなくなります。
全ての惑星に言える事ですが、パーフェクトな惑星はありません。偏れば悪くも作用します。金星の場合は、過剰に働くと傷つきやすかったり、怠惰でお姫様体質であったりという一面が問題になります。
今回は同時に「木星と海王星のメソッド」をnoteに公開しました。こちらは木星と海王星の強力な開運方法をレクチャーしています。
>>良い人脈と選ばれる人になる仕組みを教えます【木星と海王星のメソッド】
モテの基本は火星を鍛える事です。ただそれは「運動」で、noteでは火星のNG行動も詳しく解説しました。火星は運動と心の強さだけでいいんです。無理したり、競争したり、ライバル心むき出しだと、単純に人生がハードモードになります。また周囲も同じように下品で攻撃的な人ばかりで、結局揉め事が多くなって大変ですしね…。
結論から言って、人間は100%死んでしまいます。競争の勝ち負けって幻想なんですよね。死ぬ瞬間に「幸せだった」って思える人生を送るのがベスト。最後に残るのは良い思い出です。今は自分で選べる時代なので、自分が体験したい事を体験しましょう。
自分が変わると、出会う人が変わるので「あ、自分に問題があったんだ」って。これは否定的な意味ではなく、「自分で運命って変えられるんだ！」って発見だったので、ブログのメソッドでシェアしています。
金星って火星より地味ですが、解釈には知性が必要。金星が教えてくれるのは、愛することです。それは他者を愛することでもあるし、自分を愛することでもあります。今年はもっと金星の知的な世界を表現したいな〜って思っています。
また以前Q&Aで、東大出身の上野千鶴子さんの話題を出された方がいたんです。東大出身なのに「東京の大学ですって言わないといけなかった（男性への忖度）」と。
確かに昔は色々あったと思いますが、現代は変わってきています。それに関してもnoteの「木星と海王星のメソッドあとがき」で解説しています。
自分に嘘をつくと不幸になりますし、嘘をつくのは自己肯定感の低さも一因なので、筆者はこの回答では相手にするなと回答しました（自分のレベルに見合った男が現れるから放っておけばいい＝余裕を持ちなさい）
上野さんが学生だった当時と現代では、またジェンダー観も変わってきています。ジェンダーの理解力は書籍だけではなく、リアルの世界の経験も大事。異性と接したり、対話をする中で磨かれていきますよ。
こんな感じで、惑星のエネルギーは自分でも作り出せるんです。火星は「エネルギーそのもの（性的な魅力）」で、金星は「余裕（優雅さ、品）」です。”私は何もしなくても愛される”といった方向性で、自己肯定感です。
内面の世界を豊かに変えたいなって時は、ぜひ金星のメソッドを利用してみてくださいね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。