あけましておめでとうございます。
皆様にとって良い1年となりますように。今年最初の記事は、チャクラと占星術を占星術師の目線から考察し、運の流れをよくするメソッドにまとめました。ぜひ今年一年の運気アップに活用してみてくださいね。
チャクラとは?
チャクラとはサンスクリット語の「車輪」「円」を意味し、漢訳は輪(りん)。元々の起源はヒンドゥー文化にあり、ヒンドゥー教の初期の伝統からとされています。
このチャクラとは内部のエネルギー階層とも言われており、肉眼では知覚できないものとされています。ただ一般的にオーラと言われるものはチャクラの色(渦のようにクルクル回っているところから出ている)と言われていますよね。
実はこのオーラや色というのは、チャールズ・W・レッドビーターの「The Charkras(邦題チャクラ)」が発端で、インドの伝統に由来するものではないとの事。発信する側の責任として、まずここを最初に記載しておきますね。
また個人的にチャクラとは「視野の広さ」だと解釈しており、普段から活用している概念になります(今回の記事もそこがメイン)。西洋医学が病気の治療なら、東洋の「気」や「ヨガ」の概念は、精神の病気の治療(心の安心や安定)に関連していると思っています。
第1チャクラ・運動をする、散歩をする
第1チャクラ | |
チャクラ名 | ルートチャクラ(ムーラダーラ) |
チャクラの位置 | 会陰部分 |
対応する臓器や場所 | 肛門、結腸、直腸、足、腕、骨、血液、免疫系統、体性神経 |
テーマ | 積極性、地に足をつける、現実を生きる事 |
獲得能力 | 体調がいい、活き活きする、地に足がついた言動、やる気や行動力が出る |
★この症状が出たら意識して整える | |
体調不良全般(疲れやすい、冷え性、低体温、低血圧、下痢、食欲不振)、地に足がついていない言動、親元から自立できない、引きこもり、無気力で働く意欲が出ない、容姿が年齢より老けている(元気がない、ぼんやりした眼球、カサカサした肌)、存在感がない(目立たない)、幼稚な行動、自己否定、自信がない、行動できない、やる気が出ない。 | |
領域 | 個人の領域 |
ここは生命力に関連しており、健康面に現れやすい部分。血色の良さや免疫力、やる気や行動力の他に、地に足がついた言動ができるかもここの領域です。
占星術では、第1チャクラは火星と関連していると解釈しています。
★鍛える方法
(1)歩く事や体を動かす事です。
特に「地に足がついている感覚」を獲得しやすいのが、自然の中や土の上を歩く事。ただ都会はコンクリートばかりで難しい事もあるでしょう。そんな時は、ネットで近くの公園を探してみてください。
筆者もよく近くの公園を散歩していますが、ちょっと遠出してハイキングに行くこともあります。特に関東には沢山国立公園がありますし、お子さん連れでも一緒に大暴れできて楽しいですよ。自然も美しくて、四季の移ろいにも感動できます。
>>国立公園に、行ってみよう!(環境省)
>>日本の国営公園(国土交通省)
もし引きこもりで運動経験がない場合は、家の中でマシンを使ってもOKです。地面を踏みしめる事が大切なので、踏み台昇降もグッド。血流が良くなり、全身に血が回る事で頭もすっきり冴えてきますよ。
また「食べ歩き」もおすすめ。
歩くのが楽しいと思えると継続もしやすいですよね。特に楽しいという感覚や、美味しいという感性は第2チャクラも鍛えられるので、一石二鳥。
また第1チャクラを鍛えると、重心が下に移り存在感が出てきます。
ドンとして見えるし、注目も集めるのでビジネスにも有利なんです。また身体感覚にも変化を感じると思います(寝転がっているのが嫌になる)
また内面的な変化では、前を向こうと考えるようになります。
過去の失敗を克服する感覚、苦手なものに挑戦しようとする勇気、行動してみようかな?という意欲全般が湧いてくるのが、第1チャクラです。
もし引きこもりで運動はハードルが高いと感じるなら、真夜中にコンビニまで5分とか10分から挑戦してみてください。無理しない事が大切です。
(また精神疾患を占星術で考察&克服する記事を書いていますので、宜しければご覧ください)
第2チャクラ・自分の機嫌は自分で取る、正直
第2チャクラ | |
チャクラ名 | セイクラルチャクラ(スヴァディスターナ) |
チャクラの位置 | 丹田 |
対応する臓器や場所 | 骨盤、腰、性器、膀胱、前立腺、子宮、腎臓、皮膚炎、喘息、アレルギー、婦人科系 |
テーマ | 感情、自己認識、意思、自己肯定感 |
獲得能力 | 安心と安定した心、自分はここにいていいんだ、という自己肯定感 |
★この症状が出たら意識して整える | |
腰痛、わがまま、嫉妬や妬み、過剰なライバル心、他人の評価で判断する(人の数、フォロワーの数、いいねの数など)、安心感がない、心が不安定、依存的な関係に陥っている、自分と他人の境界線がない(或いは他人の事なんて知った事じゃないという態度)、嘘、他人に迎合する、身内びいき、仲間はずれや村八分、群れでの行動できない(1人じゃ何もできない)、ミーハー、人の真似やコピペ(他人へのリスペクトがない、権利の無視、オリジナリティへ敬意を持たない)、頑固で自分の非を認めない、物欲・食欲・性欲をコントロールできない | |
領域 | 個人の領域 |
第2チャクラは心の基本です。
ここは心の安定に関連しており、依存心の改善、嫉妬や妬みといった負の感情を手放す事ができる段階です。心の自立とも関係します。
占星術では、第2チャクラは月と関連していると解釈しています。
★鍛える方法
(1)自分を大切にする事(自分のニーズを優先させる)
(2)自分に嘘をつかない
人にいい顔をする、八方美人、チヤホヤされたい、こういう「他人目線」ではなく、「自分目線」で考える事の大切さを学ぶ領域です。
特に空気を読んで自分に嘘ばかりついていると、自信がなくなっていきます。嘘とは運気そのものを悪くさせる最悪の行動で、ありのままの自分を愛せなくなります。これは下記の記事でも解説しています。
ありのままの自分を素敵だと思うには、正直さも大切な要素になります。ただそれには「ありのままの自分でもいいんだ」という、安心感がベースに必要です。
親が子供を否定したり、ありのままではダメだという意識を大人が植え付けると、子供は嘘をつくようになります。ここは女性的なエネルギーで、母親に対応していると筆者は考えています。
昨今、「人は人、自分は自分」と、自立心を教える事ができる大人が激減していますよね。逆に「空気を読め」と嘘をつくことを要求する。ただ大事なのは、人は人、自分は自分だとスルーするスキルなんです。
ここのチャクラは、「心の自立」を学ぶ領域です。
それにはまず、自分が自分を大切にする事が基本。美味しいものを食べる、よく寝てよく遊び、自分で自分の機嫌を取ることを学ぶことなんです。
こうした「生きる喜び」を通し、自分を愛する事を理解していくのが、第2チャクラです。
基本的には「楽しいな〜♪」と思う事をたくさんしましょう。
メイクをしてみる、インテリアに凝る、旅行に行ってみる、こうした何をすると楽しくなるのかを理解できたら、不自然な「嘘をつくこと」はしなくなります。
また第1チャクラの応用で、自然の中を歩いて季節の移り変わりを感じながら、食べ歩きもいいですね。
この前咲いていた花が枯れている事、この前咲いていなかった花が咲いている事を通して、変化することを恐れなくなります(安定感)また「感じる」という感性は、感情の豊かさ、クリエイティブさの基礎を作ります。
自然を通し、花や昆虫が昆虫なりの仕事(アリが巣作りを頑張っている、ハチがはちみつ収穫に精を出しているなど)を知れば、命の尊さも学べますよね。この感覚は人間関係でも非常にプラスに働きます。
異性への苦手意識とかも、ここを鍛えることが基本となります。
素直さ、感情の交換を通し、自分と他人の境界線を学びます。ここを確立すると「モテる」という領域、第4チャクラの基礎ができますよ。
第3チャクラ・信用と信頼を得る、人の為に動く
第3チャクラ | |
チャクラ名 | ソーラープレクサスチャクラ(マニプーラ) |
チャクラの位置 | みぞおちの下辺り |
対応する臓器や場所 | 胃、肝臓、膵臓、胆のう、消化器系 |
テーマ | 行動、勇気、シフトアップ、人々に与える影響 |
獲得能力 | 自己コントロール力、責任と義務、自立して動く |
★この症状が出たら意識して整える | |
無責任、胃がムカムカする、利己主義、自己中心、支配的、服従と支配、決断できない、勝つ事へのこだわり、拝金主義、自分勝手な行動(ルールを無視、誹謗中傷、カスハラ、モラハラなどの迷惑行為)、傲慢、自分の意見を押し付ける、人と協力しない、人の足を引っ張る、自分の意見がない、心を許せる友達がいない、責任と義務を回避する、人の世話や面倒を見たがらない、利益のために人を利用する、都合のいい儲け話に騙される | |
領域 | 個人の領域 |
ここは自発性や自己コントロール、他者との協力や共存を模索する領域で、私と社会(他人)のつながりです。共同作業を通じた信用と信頼、社会の中での個人を学ぶ領域です。
占星術では、第3チャクラは太陽と関連していると解釈しています。
★鍛える方法
(1)1つの目的のために共同作業をする
(2)誰かのためにアイデアを考える
一昔前なら、町内会の行事(お祭りなど)が該当するでしょう。個人の私利私欲が混じらない行動を経験する事で学ぶことができる領域です。
社会のために行動する、村のために頑張る、そうした「社会の中での私」を通して、責任と義務、信用と信頼を学んでいきます。ですからビジネスとか金儲けとはまた別物となりますが、ビジネスでの成功とはこの「信用と信頼」が基本なのです。
最近、こうした信用と信頼が軽視されるようになりましたよね。こうした無責任な考えの人の増加と、村社会からの解放はリンクしていると感じます。大人としての自覚とかプレッシャーを感じなくても良い社会になっている。
しかし個人と社会の繋がりを考えたときに、最も大事なのは信用と信頼なんです。これまではお金や学歴、肩書きがその信用のベースでした。ただ昨今は、信頼できる人かどうかに移行していると感じています。
ここは社会と接点がないと鍛える事が難しい領域なので、まずは外に出る事、様々な年齢層の人と交流する事から始めましょう。
社会と接点がないと、時代の変化、技術の進歩、文化にも疎くなり、だんだんと理解できなくなっていきますよね。最終的には社会から孤立することになります。
ただ「年齢的にも友達ができない」、「都会暮らしで共同作業する人がいないよ!?」という方も多いでしょう。簡単なのはボランティア活動(マンションの掃除を自発的にやるなど)ですが、「そういった悩みを持つこと」も、第3チャクラを鍛える勉強なんです。
今の自分は社会や人のために何ができるかな?
誰かの役に立てないかな?
こういったことを考える事、または計画する事も第3チャクラです。
ただ個人的には私利私欲を手放さないと失敗しやすいと感じます。西洋人にはエゴ(太陽)はプラスなのですが、アジア人には心(月)の方が大切。ワクワクするとか楽しいとか、そういうのがベースで動く方が、いい運気に乗る事ができます。ですから趣味から発展させてもいいですね。
「人と何かするの楽しいな〜♪」
「人の役に立ててるな〜♪」を学べればOK。無理は禁物です。できる事をできる範囲でする事、そうした自分の限界を知る事も学びだからです。
ここを鍛えると勇気が出て、迷惑行為を止められたり、他者に対する配慮のある行動が取れるようになります。
カスハラ、誹謗中傷、いじめ、パワハラ、モラハラ、トレパク、詐欺など…昨今、これらの軽犯罪が社会問題になっていますよね。本人に悪気がないのが共通していると感じています。
これは社会性の無さ(友達がいない人=孤独な人)の激増と関連しているのでは?と思っています。そうした考察をする方は他にも多いですね。
>>おじいちゃんとおばあちゃんの犯罪 −高齢化と犯罪の関係−
現実で孤独な人がネットで誹謗中傷をしているとも言われており、構ってほしい(誰かと繋がりたい)という思いが根底にあるからなのではないでしょうか。
ここを鍛える事で、問題解決能力とリーダーシップを獲得し、人がついてくる人物になれます。年齢が上がるほど、孤立しないように趣味を持つといいかもしれません。
誰かと共同作業が「楽しいな〜♪」という感性を忘れない事が、社会との接点をなくさないために必要です。
第4チャクラ・一期一会を大切にする
第4チャクラ | |
チャクラ名 | ハートチャクラ(アナハータ) |
チャクラの位置 | 胸の中央 |
対応する臓器や場所 | 心臓、肺、手、胸郭、背中、循環器、呼吸器系統、皮膚炎、喘息、アレルギー |
テーマ | 友情、愛情、人を信じる心、奉仕、理解、親切 |
獲得能力 | 人を許せる、ありのままの自分を受け入れる |
★この症状が出たら意識して整える | |
猫背、承認欲求、胸がキリキリ痛む、胸が締め付けられる、息苦しいと感じる、周囲に流されやすい、無理にイイ顔をする、他人の顔色ばかり見る、過剰な奉仕や気遣い、人の感情に影響される、感情操作(噂話、悪口、被害者を装うなど)、メイクやファッションなど美醜へのこだわり、整形依存や醜形恐怖、過激なダイエット、依存心や甘え、ネガティブな感情、愛されない不安、孤独や孤立を恐れる、無感動(あるいは感情論に流される) | |
領域 | 精神の領域(個人と他者の架け橋) |
占星術では、第4チャクラは金星と関連していると解釈しています。
筆者は以前、「愛とは与える事しかできない(誰かの為に行動する事)」という記事を書きましたが、モテとはこういう「徳」を積んだ先の概念だという内容です。
★鍛える方法
(1)他者への優しさと配慮(一期一会の人であっても)
(2)サービスにはお金を払う
お店の店員さん、対向車、すれ違った人に優しくする事と、サービスへの対価を支払うという感性です。
ただ難しいことではなく、サービスを受けたら「ありがとう」ときちんと伝える事でOK。サービスに対してお返しをするといった行動が第4チャクラなんです。
え?そんな簡単な事!?
そう思う方もいるかもしれません。ただ日本にはチップの文化がありませんよね。西洋人は目に見えないものは信じないので、サービスにお金を払うことで「感謝」を表現しますが、アジアは違います。
アジアは目に見えないもの(心=月)を信じる人々で、サービスには思いやりとか、感謝の気持ちが非常に大事。だから「やってくれて当たり前」は最低最悪の行為なんです。
こういう傲慢な態度は全体のエネルギーを悪くさせます。日本の場合、「受け取る側の態度」が非常に重要な国なのです。
例えばスーパーのレジでも「あ、どうも〜♪ありがと〜」だけで場の空気が良くなるし、店員さんの表情も少し朗らかになる。ぜひ試してみてほしいです。
また道で人や車とすれ違う場合は、自分の方から道を譲ってみましょう。
「え〜?一期一会の人にそんなことするの?(自分が損しているみたい)」と思うかもしれませんが、大切なのは「何かを期待して動く」という男性的な視点ではなく、「自分が気持ちいいから動く」という、女性的な視点なんです。
今日しか会わない人に対しても思いやりや優しさ、尊重しているという気持ちを向ける事が、遠回しに良いエネルギーとなって返ってくる、それを知るのが第4チャクラです。
これは自分を大事にしている(第2チャクラ)と普通にできるようになっていくので、無理は禁物です。毎日良い気分で過ごせるようになったら、自然と優しく大らかになり他人に優しくできるようになります。ですから自然とできるようになるまで、無理しない事も大切です。
また日本は女性が家事やメンタルケアをする、それが当たり前だと思っている方が多いですよね。しかも毎日妻(や母親)が料理を作るのが当たり前という発想。ただ西洋はそうではありません。パンとソーセージだけとか、特別な日くらいしか手料理しない事も多いですし、共働きの香港は昔からお手伝いさんがいるのが普通です。
サービスにはお金を払う、これは世界では基本。
救急車も有料だし、清潔なトイレも有料です。病院に駆け込んで「お腹が痛いんです!助けてほしい!」と言っても「もう受付は終了しましたから」と言って平気で帰宅する事さえあるんです。日本はお金のないホームレスでも治療してくれますよね。
実は日本とは本当に素晴らしい国なんです。
ただ豊かになりすぎて、「やってくれて当たり前」という、傲慢な態度の人が増えてしまっただけ。こういった事は全て特別な事だと分かれば、自然と「ありがとう」が出てくると思います。
日本人は心が綺麗で優しい人が多い。
「ありがとう」のたった一言だけで救われたり、頑張る人が多いんです。社会の閉塞感はこうした小さな感謝から変えていけるのではないでしょうか。
第2チャクラで「これ美味しいな〜♪」を学んだら、第4チャクラでは「この料理を作った人にお返ししたいな〜♪」を学びましょう。
美味しい料理を食べる(第2)→この人の為に何かお返ししたい(サービスに対して正当なお金を支払う・第4)→料理人は大切な家族が養え感謝する(第4)→また良い料理を作ろうと頑張る(第5)
人やサービスへの感謝と正当な報酬のサイクルで、次の第5チャクラの「創造性・イノベーション」は生まれてきます。
元々技術大国(第5チャクラ)だった日本は、思いやりと正当な報酬がベースにあったから頑張れたのかもしれません。元を辿れば社員を大事にしなくなった→社員はやる気が出ない→生産性が下がる→少子高齢化で人材が集まらない→今更焦る「人材育成!」→優秀な人はもう海外就職、他の庶民はもうやる気なし。
こうした人の意識という目に見えない領域と、エネルギーのサイクルはリンクしていると感じます。この第4チャクラは、物質と魂の中間地点です。愛情という目に見えないものをお金という物質で循環し、社会を良い場所に変えるのがこの領域です。
あの人にこれをあげたいな、あれをしてあげたいな、という損得抜きの感情を学ぶのが、第4チャクラです。いわゆる無償の愛を学ぶ領域と言われています。
第5チャクラ・目に入る情報を選ぶ(世界を知る)
第5チャクラ | |
チャクラ名 | スロートチャクラ(ヴィシュッダ) |
チャクラの位置 | 首の付け根、喉 |
対応する臓器や場所 | 喉、声帯、甲状腺、気管、食道、首、耳、鼻、歯、口腔 |
テーマ | 自己表現、コミュニケーション、YESやNOを伝える力 |
獲得能力 | 創造的な才能、イノベーション、発明 |
★この症状が出たら意識して整える | |
喉や甲状腺の異常、咳や痰が治らない、首や肩が凝る、コミュニケーション障害、自己表現が上手にできない(あるいは伝わらないと感じる、誤解を受ける)、口論や論破を好む、高圧的な態度や言葉、共感の欠如、理論や計画を重視する、プロセスより結果を重視する、独断的(スタンドプレー)、噂話やゴシップが大好き、冷淡な態度、集団から孤立している感覚、情報を操作、イライラやストレスを溜め込みやすい | |
領域 | 精神の領域 |
占星術では、第5チャクラは水星と天王星と関連していると解釈しています。
★鍛える方法
(1)自分が見る・聞く情報は、責任を持って自分で選ぶ事。
(2)海外から学ぶ事です。
一見簡単なようですが、現代ではより難しくなっているのがこの情報です。TVが家庭に登場して以来、日本人は何でもTVから情報を得るようになりました。ただTVとはショーであって、台本があります。また広告は「買わせたい」という意図があり、その意向に沿った番組が作られているんです。
TVと現実は別物なんです。ここの区別ができなくなり、人々は地に足がつかなくなったように感じます。
また与えられた情報を一方通行で見るといった事をしていると、「自分で考える」といった事ができなくなります。また閉じられた空間も洗脳には効果的で、SNSの洗脳も問題になっています。
>>エコーチェンバーとは(総務省)
それはどこの情報ソースなのか、発信者は信用できる人物かどうか?またデータはあるだろうか?それをきちんと確認しないまま、情報だけが拡散されていくのが、現代です。これは個人ではもはや防ぎようもない時代と言えます。
だからこそ、現代は「情報を選ぶ(見ない)」という選択が必要なんです。
またここはイノベーションで、海外文化から学ぶ(海外旅行に行ってみよう、留学をしてみよう、洋書を読もうなど)、外部から学ぶ領域です。
ここは第3チャクラ(個人の自立)→第4チャクラ(愛情、友情、気遣い、思いやり)を学んだ先にある概念で、もう知らない世界、知らない国に対する恐怖心がなくなる段階です。
もっと大きな話となると、移民を受け入れるという感性です。これは西洋人の方が寛容ですよね?これはもっと深く解説したいのですが、要するに西洋人の方が個人が自立しているんです。
知らない国の人に対して恐怖心を持たなくなると、外側の国の文化を通して新しいイノベーションが起こります。
ここでは第4チャクラの許し、人を信じる事も試されます。
例えば過去の歴史認識、喧嘩、戦争など…そういった暗い過去を乗り越える領域です。
若者ほど世界を見る、世界を知る、世界に出ていく事に大きな価値と意味があります。「かわいい子には旅をさせよ」と言いますが、外の世界に出て苦労すると、視野が拡大しますし、精神的にも成熟します。それを鍛えるのが、この第5チャクラです。
第6チャクラ・関わる人は選ぶ(本質を見極める)
第6チャクラ | |
チャクラ名 | サードアイチャクラ(アージュニャ) |
チャクラの位置 | 眉間 |
対応する臓器や場所 | 目(視力)、頭痛(特に群発頭痛)、記憶(解離性障害など)、頭蓋骨の鼻から下にかけて、感覚器(特に視覚、聴覚)、神経系 |
テーマ | 直感、インスピレーション、本質 |
獲得能力 | 危険な人物を察知できる洞察力、変な土地を知覚する直感力、クレアボヤンス(オーラやエネルギーの知覚) |
★この症状が出たら意識して整える | |
ヒステリー、虚言癖、依存症、目の奥から頭にかけての強い頭痛、被害妄想(パラノイア)、幻聴や幻覚(統合失調症)、カルト宗教やスピリチュアルへの傾倒、ナルシストや自己愛、他人に無関心、社会や未来へ無関心、善悪の判断ができない、思考がまとまらない(言語化、文章化ができない、モヤがかかったような感じ)、理論的意見や反対意見を聞き入れない(思考の偏り、空想にこだわる)、ハイテンション、現実の生活に満足しない(アイドル、アニメ、神秘への過度の熱中)、部屋の掃除をしない、物を捨てない(物を溜め込む、同じ物を何個も買って放置) | |
領域 | 精神の領域 |
表面ではなく内面の世界(深層心理、精神世界、直感)を獲得する場所で、クリエイティブさの最高峰。音楽やアートで天才的な才能を獲得する領域です。
占星術では、第6チャクラは海王星と関連していると解釈しています。
★鍛える方法
(1)関わる人は選ぶ(本質を見極める)
(2)中道の模索(思考や性差)
(3)掃除や環境を整える
ここからは特に難しい領域だと思ってください。チャクラの概念を教えてくださった方にも、そのように説明されました。
ここは第1〜第2がしっかり鍛えられていないと扱いが非常に難しい場所なので、「この症状が出たら意識して整える」に該当する場合は、第1〜第2チャクラを鍛えましょう(特に第1チャクラ)
いわゆる精神疾患(統合失調症、不安障害、ヒステリー、被害妄想など)と関連し、幻聴や幻覚、妄想、そういった混沌も支配している領域です。
ここは利用と搾取といった事とも関連しているので、関わる人は慎重に選びましょう。それだけじゃなく、住む場所(治安の良い場所、近くに自然があるなど)に配慮したり、部屋の掃除をこまめにするといいですよ。特にトイレ掃除は毎日でもいいくらい。水回りを清潔にする事も大事です。
松居一代さんが「トイレ掃除が大事」と言っていて、「そんなわけないだろう…」て思っていたんですが、喘息になって毎日トイレ掃除をしたら確かに「ひらめき」が降ってくるんですよね。おそらくこの「ひらめき(直感)」がこの領域なんだと思います。
ビジネスでのいいアイデア、進むべき道、今何をやるべきか、そういうひらめきが降ってくるのと、精神的にも快活になりました。ですから試してみるといいかもしれません。どの道トイレが綺麗な方がいいですしね。
こういう「気」というのを感知しやすいのが、第6チャクラの人です。ただ支離滅裂になりやすく、精神状態は常に綺麗にしておく必要があります。また室内の空気の入れ替えも小まめにしましょう。「自分は染まりやすい人間だ」と自覚すれば、自然と良い環境で過ごすようになるはずです。
また見えない世界に対して、一歩引いた客観視ができるのもこの領域です(中道の模索)それが冷静にできるようになると、思い込みや偏見を手放し、本質(第7チャクラ)に向かう段階となります。
男性とは強いもの、女性とは弱いもの、子供は大人より賢くない存在、大卒は中卒より賢い、美人だから遊んでいる、こういった思い込みの類からの離脱がこの領域です。
天才がよく「常識を疑え」と言いますよね(アインシュタインやジョブズなど)それはこの領域(第6〜7)となるかと思います。常識という思い込みの先に、未知の発見や、秘密がある。
そうした思い込みからの脱却を学ぶ領域です。宇宙とかそういった神秘の解明も、この領域です。それにはやはり客観視と、第5チャクラの知性も必要になるでしょう。やはり科学をベースにしないと混沌に陥りやすいと思っています。
あらゆる思い込み、偏見を超えた先に獲得できるもの、ニュートラル(中道)ですね。これは第4チャクラの調和の先にある概念で、知性がないと扱えないと個人的に解釈しています。
ただ難しいのが、何か新しいものを生み出す時、頭を使うようで使わないという不思議な感覚から発明や発見とは起こっているんです(失敗からペニシリンが生み出されたり)こういう、科学であって知性を使わないとも解釈できる不思議な領域なんです(ですから説明も非常に難しいです)
思考面でニュートラルというものを鍛える領域で、知らない事があったら白黒つけず、一旦「まぁいいか」と。そういった中間の姿勢を保つのが大切なんです(宇宙人はいるのか、いないのか=まぁどっちでもいいか。男とか女とか=まぁどっちでもいいか)
ただ関わる人はニュートラル(まぁいいか)じゃなく、選びましょう。
相手の中身(見えない部分)を見極める力を鍛えるのが、この第6チャクラだからです。「あれ?なんか変だな?」という直感を意識的に鍛えましょう。(なんか変だな…)という、自分の直感を信じる力というか。
ただここが生まれつき過剰だと、エネルギーの影響を受けやすくなります。環境に気をつけ、掃除と運動で第1チャクラを鍛える方が先となります。
第7チャクラ・先祖への感謝(自分は全体の一部)
第7チャクラ | |
チャクラ名 | クラウンチャクラ(サハスラーラ) |
チャクラの位置 | 頭頂部 |
対応する臓器や場所 | 過敏症(音と光)、脳、頭痛(特に偏頭痛)、頭蓋骨の上部、神経系 |
テーマ | 奇跡を信じる力、俯瞰して全体を見る力、先祖や神との繋がり |
獲得能力 | 悟り、未来への不安が消える、サイキック能力(媒体を特定した霊視・繋がっている媒体を正確に把握できる) |
★この症状が出たら意識して整える | |
不安障害、人間不信、自傷、抜毛症(自分で髪の毛を抜く)、不眠、拒食症、過食嘔吐、トラウマ、希死念慮(自殺願望)、被害妄想(パラノイア)、幻聴や幻覚(統合失調症)、オカルトや霊能に傾倒する、陰謀論に傾倒する、極端な行動をする(躁鬱、生死をかけたギャンブルなど)、世捨て人っぽい世界観(世俗の否定)、頭の上が痛い(あるいは痒い、熱いなど)、追い詰めらるような感覚(強迫観念)、未来への絶望感、未来への恐怖や不安 | |
領域 | 精神の領域 |
ここで獲得できるものは「何にも動じない事」であり、生死を一切恐れないスケールの大きさ(世界全体、宇宙全体など)壮大なビジョン(視野)、人生観を獲得する領域です。
魂のレベルで物事を考えるようになり、因果応報、カルマ、今生の行いが来世に影響すると言うことを悟る段階かと思います。
占星術では、第7チャクラは冥王星と関連していると解釈しています。
知恵の宝庫であり、あらゆる人を救ったり、目覚めさせたり、意識を変容させたり、可能性を見つけ出す事ができる領域で、普通の人はまず到達できないかと思いますが、実践しやすそうな方法を説明していきますね。
★鍛える方法
(1)先祖を大切に思う(お墓参り)
(2)自分は全体の一部だと理解した行動(国単位、民族単位で動く)
(3)仕組みを理解する
主には先祖との繋がりとなるかと思います(先祖への感謝とかお墓参りとか、家族で集まるとか)また民族や国の歴史、それを受け継いでいるという自覚を持つ事です。
ご先祖様が苦労した先に自分がいる、日本という国を守ってきた人々のおかげで自分は豊かに暮らせている、そうした事への感謝と、自分は全体の一部である事(先祖や先人の名誉を傷つけない人間でいようとする事)などです。俳優なら三船敏郎さんがこういう感性を持って世界で活躍されました。
ここも第6チャクラ同様、とても難しい領域だと思ってください。
普通でも理解が難しく、第1〜第2がしっかり鍛えられていないと、かなり扱いが難しい場所だと以前説明を受けました。
「この症状が出たら意識して整える」の項目に思い当たる節がある場合、第1〜第2チャクラをまずは意識的に鍛えましょう(特に第1チャクラ)
また生死が絡むような壮絶な体験(戦争や臨死体験など)や、何かを徹底的に行なった人が到達できるような世界観で、普通の状態では難しい視点でしょう。悟りを開いた人と凡人が全く違う視点なのは、そのせいです。
生死を恐れないというか…金銭の不安を持たないような達観さです。或いは焼け野原でも「今から復興しよう!」と思える強さというか。現代人ではまず難しい視点だと思います。
また輪廻転生の概念、魂に「死」はないのではないか?といった視点もここです。今生の勉強は来世にも持ち越せるはずだと、最後の最後まで努力するような視点が、この第7チャクラです。
また常に先祖との繋がりも意識するので、自然とお墓参りをしたり、先祖に感謝をしたり、世界史の勉強をしたり…自分の行動が先祖(および社会全体)に影響すると考えて動くようになります。
これは女性ならビヨンセがそれに該当し、世界を変える影響力を持ちました。下記の記事では、ビヨンセの登場と冥王星射手座の考察をしています。
また土地との繋がりも大事にするので、自然とゴミ拾いをしようという感性を持ちますね。これはW杯での日本人サポーターのゴミ拾いがそうなのですが、実はこれってすごいハイレベルな行動なんですよ。だから凡人には理解されない行動なんです。だから「奴隷根性だ〜!」なんて視点が出てくる。
>>【W杯】日本人サポーターのゴミ拾い「奴隷根性」論争 韓国驚き「日本の中から出た非難」
今は世界から見て、日本の大人は幼稚化しているんです。教養もないから支離滅裂ですし…だから世界と日本がどんどん乖離して行っているんです。それに奴隷でもわざわざゴミ拾いなんてしませんよ…。生存したくて支配者に言われてやるのが奴隷です。自主的にやるのは達観した感性なんです。
ここでは物質的な成功に価値を見出さなくなります。
自己の成長や己の限界突破といった感性になり、ありとあらゆる不安からも解放されます。ですから、ちょっと不思議な行動をしているなと人には思われてしまうかもしれません(もっとお金が稼げるのになぜやらないのかな?とか)
また「仕組みを理解する」のが、この領域です。
宇宙には一定の仕組みがあり、それを理解して動くと奇跡に近いものが手に入ります。これは女性なら叶恭子さんが該当します。彼女の話は全て第7チャクラの領域です。一般人でも安心してメソッドを知る事ができるので、当ブログでもよく叶姉妹のSpotifyを紹介しています。ぜひ聴いてみてください(無料です)
>>叶姉妹のFabulous World
またそれだけではなく、物事の仕組みを理解するという感性がこの第7チャクラです。筆者ならプログラミングを学ぶ際に、概念を理解する事から始めました。まず1ヶ月で5言語ほど勉強し、プログラミングの概念(大筋の仕組みです)を理解する事に集中したんです。
何でもそうですが、仕組みを理解したら本質が見えてきます。その後はぶつかりながら細部を理解すればいいんです。大事なのは仕組みを理解する事です。これは政治もそうだし、何でもそうです。
そしてここは奇跡を起こす領域です。臨死体験、奇跡の生還、幽体離脱など…何らかの生死を彷徨う体験、個人の意識を完全に捨て去るような経験をするかもしれません。
ただここが生まれつき過剰だと、エネルギーの影響を受けやすくなります。環境に気をつけ、掃除と運動で第1チャクラを鍛える方が先となります。また気をつけたいのは、自殺願望、強い不安、強迫観念で、メンタルヘルスには十分注意してください。
悟りと影響力「第7チャクラとは」
堀江貴文さんの「貯金は意味ない」という世界観も、この領域です。ただ凡人には無理な考え方で、真似は非常に危険。何でもそうですが、無理をしない事です。
精神的なもの、精神的な成長、精神的な成果物という感性なので、破滅や自己破壊とも関連します。大事なのは第1〜第2、そして第3までを無理なくできるようになる事なので、概念的な理解で十分なんです。そういう天才とか奇才の発言は、大体第7チャクラだからです。
いわゆる人から「超人の領域」「天才」「宇宙レベル」と言われる人物は、第4〜第7チャクラを実践している人です。
ですから意識的に生活に取り入れると、「あれ?最近出会う人が変わったな?」という体感があると思います。特に日本人には第4チャクラはプラスの出来事、良い運気を運んできます。普段から「ありがとう」を伝えるようにするといいですよ。
またチャクラとは、現実的な仕組みや企業運営の視点とは違った領域です(それは西洋人が行っている事)、こちらはアジアのエネルギー的な感性で、周波数的なものだと思ってください。まだ科学でも立証はされていませんが、「あるだろう」と言われている概念です。
この第4〜第7チャクラは、生死を彷徨う経験や苦労を経て獲得する感性なので、豊かであるよりも苦労する方が鍛えやすい部分です。ですから苦労や挫折は自分を鍛えてくれた、そう思って前向きにとらえましょう。壮絶ないじめ体験をしたイーロンマスクも「いじめは私を鍛えてくれた」と振り返っています。
★第8〜第33階層とは?
人間とは階層の違う領域となり、人が知覚できない領域がまだ上にあるとの事。
いわゆる神と呼ばれる存在が住んでいる領域となり、光ですね。
これは科学的な根拠がない話なので、概念的な理解に留めておいてください。ただ光とはエネルギーであり、エネルギーは物質にも、物質はエネルギーにもなる(E = mc2)という事なのかもしれません。
ただ地球という場所は、7階層までで学ぶ場所だと思っています。物質の勉強、地に足をつけて生きる事を基本にした仕組みです。これらは筆者の個人的な経験上、そういう考えに至りました。オカルトマニアの方には不快かもしれませんが、いわゆる「ライトボディ」とか、そういうのはエネルギー的に不可能だと経験上、感じています。
また西洋のようにフラットに語るのは日本人には難しい分野だと感じます。この第8〜第33階層は、人間が興味関心を持っても無意味。特に日本人は科学やロジックが欠如しているので、こちらをベースにニュートラル(中道)を目指すことが大切なのではないでしょうか。
★第8階層
悟りを開く領域。もう一人の自分がいる場所、神としての自分(神意識)、先祖との繋がり
★第33階層
階層は33まであり、地球上の神話で神と言われている存在がいる領域とのこと。ただこれは神話レベルの話で、概念的な理解にとどめてください。
占星術とチャクラの関係
上記の記事を読んでいただいても分かる通り、チャクラと占星術は何らかのリンクがあると感じます。ただこれらは様々な諸説があり、個人的にはどれもかなり懐疑的。
西洋の書籍を読んでも、第6チャクラが月とか第7チャクラが土星って全然違うと思うんですよね…。この辺は図形などのロジック主体の西洋人には、理解が難しい分野なのだろうと感じます。
西洋人は理論的思考力(天王星)が突出していますが、感性や精神性(海王星)の理解は未熟だと感じます。逆に我々日本人は理論(天王星)が大幅に欠如しており、イマジネーションを現実化できていないと感じます。
第1チャクラ…火星(男性性)
第2チャクラ…月(女性性)
第3チャクラ…太陽(男性性)
第4チャクラ…金星(女性性)
第5チャクラ…水星と天王星(ジェンダーレスor中性)
第6チャクラ…海王星(女性性)
第7チャクラ…冥王星(男性性)
に当てはまるかなと思いますが、土星と木星が入りませんね…。これをずっと考察していました。
そもそも土星と木星って社会を表しているのではないか?そしてそれは人相にも現れている…。それを元に、エネルギーの可視化に挑んできました。2023年は、それの体系化に挑んでいます。
この土星と木星がどういう扱いなのかは、検証してまとめたものを記事にしています(現在パス制)。今後はそれを外に開示していければ、と準備中です。
占星術でも天才的な才能はトランスサタニアン(天王星、海王星、冥王星)ですよね。ここはチャクラで言うところの、第5、第6、第7に値し、第7の開眼は冥王星の世界観です。
なぜ火星が冥王星の上位変換なのかも、これで説明ができます(第1チャクラ〜第7チャクラ)、そしてフロイトの用語「エロス(火星)」と「タナトス(冥王星)」の関係性も説明ができるでしょう。
またチャクラの概念を理解すると、当てはめた惑星の男性性と女性性は、チャクラにも相互作用があると理解できます(例えば第1チャクラは第3チャクラに、第2チャクラは第4チャクラに作用する)
ただチャクラの色と虹の関連(オーラの色)や、チャクラと占星術もそうですが、勝手に東洋文化と西洋文化を融合させて、ないものをあるかのように捏造するのは違うと思うんですよ。こういう事はよく西洋では「文化の盗用」と表現されています。
西洋人にできるのはアインシュタインのような解釈(E = mc2)であり、それはベースの理論として非常に役にたつものです。ただ東洋人の概念は、東洋人側でもっと検証してもいいと思っているんです。
確かにオーラという概念は物理学者も調べようとしていたし、今後は実証できるようになる気もします(軍事兵器として科学的に解明が進むのでは?)。ただ今世紀中はまだ無理だとも感じています。アインシュタインも特殊相対性理論で、エーテルを完全否定していますね。日本人は、こうした理論(天王星)の方を書籍でまずは勉強してみてください。その上で、人間にできる新しい研究の1つとして、自分はこの辺の可視化に挑んでいます。
スピリチュアルは「自然や命を大切にする事」
前に少し話したんですが、スピリチュアルとは自然の中に出て、土をいじったり、草花や昆虫を愛で、自然に生かされている事を知って謙虚さを学ぶ事、環境や命を大切に生きる事、ただそれだけの事だと話しました。
自然と人間は一体であるという、感性がスピリチュアルで、これは海王星の世界観です。天使と悪魔、光が正しいという解釈は天王星で、実はビジネスマンの視点なんです。
元々日本にはゴミのポイ捨てはダメですよ、という意識が国民全体にありますよね。これが海王星で、素晴らしい日本人の美徳なんです。世界の平均からみても、日本は街が非常に清潔ですよね。これは元々、土地の神様を大事にする昔からの風習の名残なんです。
自然あっての人間なんだという謙虚な姿勢が、現実の世界でも高い美意識となって現れているんです。本来は誇るべきものですが、昨今はこれらを奴隷根性とか、解釈が支離滅裂だなと感じます。おそらく日本人として誇りと教養がないのではないでしょうか。
西洋と東洋はベースが違うので、西洋人に憧れているだけではお互いの良さも理解できないと感じます。実は西洋でもこうした概念が根付きつつあり、時代の最先端の感性になりつつあるんです。
- ゴミのポイ捨てをしない
- 物は大切に、最後まで使う
- 時々近所のゴミ拾いや掃除をする
- ペットショップではなく、保護猫や保健所から迎え入れる
- 環境・動物に配慮した製品をチョイスする
- 無農薬野菜をチョイスする
- 自然環境に関心を持つ
- 畜産動物の環境に関心を持つ
- お肉の代わりに、大豆ミートを取り入れる
- お墓参りをして、先祖に感謝を伝える
日本におけるスピリチュアル(精神性)とは、「(誰が聞いても)良い行い」「現実から乖離していない話」です。日本人がこれまで大切にしてきたモラルや精神性の高さの事です。こういった事の実践の中で磨かれて行くもの、それが日本人にとってのスピリチュアル(第4〜第7チャクラ)です。
昨今では西洋人の方がこの分野に関心が高くなり、日本人は逆に無関心で、無責任な行動をするようになってきていますよね。本来の日本人の美意識を再評価してもいいのかもしれません。西洋の人からは、こうした部分が好意的に見られているのに、自分達を客観視できない(海王星)のが残念に思います。
「現世利益主体」の「スピリチュアル」に騙されていませんか?
★おわりに「選ばれし者」とは運命論ではない
チャクラとは古代の人の知識や知恵であり、現代医学では科学的な根拠はないものとなります。ただこれらを学び取り入れていくと、心(精神)に変化が起きると感じます。
それだけではなく、「運の流れ」、「個人の能力開発」にもプラスに働くと実感しています。
昨今では、西洋圏でも瞑想がブームとなっており、故スティーブ・ジョブズを始め、様々な人々が瞑想を取り入れ、個人の能力開発に大きな成果を上げていますよね。西洋人は理論的で、東洋の概念もどこか実生活レベルに活かせるものに変える事が得意なのかな?と感じます。
また第4チャクラの「愛」という概念は、TVで育った世代にはショービズ的な、商業に取り込まれたものになってしまったと感じます。本来日本人に愛という概念はなく、思いやりという第4チャクラ的なものでした。それはこちらの記事にまとめています。
愛とは男女の間に起こるものではなく、全ての人との繋がりの中にあります。今日出会った人、全ての人とのご縁を大切にしましょう。
また筆者はカルト2世の虐待サバイバーですが、こうした生い立ちの人は第1〜第2チャクラが弱い方が多いと感じます(人間の根幹部分が弱い)。免疫力が低いので病気になりやすく、いじめや搾取にも遭いやすいのです。ただそれは自分のニーズを重視する視点が足りないから。生い立ちが人生を決める事はありません。足りない視点を取り入れる事が大切です。
ここは恵まれた家庭で育った方には理解されないかもしれませんが、最初から人生にハンデがある分、成熟できているんです。人より苦労が多く、不幸になりやすいと感じますが、それは視点が足りないからです。視点が変わると、苦労や不幸の意味もまた違ってきます。
だから筆者は良い意味で「自己責任(自分のチョイスで、世界や人生を変える事ができる)」という(本来の意味での)自分の責任を理解する事が大切だと思っているんです。
自分の代からやり直す、今この瞬間から人生を変える事もできる、と。これは実体験ベースでそう思います。筆者が人生をやり直した工程は、下記で解説していますが、限界を超えるような体験で人生の視点も変わると感じています。
「自己責任」とは、誰かに対して言うものではなく、自分が自分に対して言い続ける言葉です。自分を大事にする責任が自分にある。
自分に責任が持てれば、健康に配慮して休む事ができるし、美味しいものを食べたり、自分の商品価値を上げるために勉強もできます。こうした自分を大事にする事、1つ1つが人間の基本を作ります。全ての基本は「自分を大事に扱う事(第1〜第3)」です。
また視野を広げるために、普段から世界のビジネス書や偉人の伝記をぜひ読んでみてください。第1〜第3チャクラが実践できており、第4以上を意識している事がわかります。特に昨今の日本人はビジネスやお金を「稼げれば何をやってもいい」と勘違いしているように感じます。
すぐ儲けたい!売れたい!
こういう人の行動は一発で見抜けますよね。浅くて長続きしない。ただ元々こういう企業的な価値観は天王星で、西洋人(天王星)の概念がベースとなっています。
じゃあ西洋人が適当にビジネスをやっているかというとそうではないですよ。確かに日本人とは感性が違う面がありますが(木星系で拡大路線を取りやすい)しかしベースにはやはり信頼と信用(土星)を大切にしています。
世界的なベストセラー書籍で理解するなら「バビロン大富豪の教え」が有名です。西洋人のビジネスマンなら誰もが知っているベストセラーの漫画版ですが、去年こちらを読んだので貼っておきます(ジャンプの作家が描いており、かなり日本ナイズされてますが…日本人には馴染みやすいかと)Kindle Unlimitedに加入している方なら読み放題に入っていますよ。
「選ばれし者」とは運命論ではないと、上記の漫画を読んでも理解できると思います。普段の何気ない行いが「選ばれし者」への道を決めています。100%自分のチョイスだと理解できるはず。逆に行いが悪ければ、資質も活かせず終わる事になります(それも漫画に出てきますよ)
日本人が本来持っていた強みとは、こうした精神性(海王星)や信用信頼(土星)を味方につける事でした。「バビロン大富豪の教え」を読んでいなくても、自然と仕事をする上で正しい行いをしていたのですよ(恩を忘れない、石の上にも三年、勤勉さ、謙虚さなど)。ただそれを手放してしまった事を、日本人は理解できていません(西洋人のビジネスマンの方がよく見抜いていますよ)
勤勉さ(土星)を手放すと、国は衰退します。これはプラトンの「国家」で理解する事ができます。
この「国家」では、国の栄枯盛衰はどういった過程を歩むのかが説明されています。また教養のある人は良い行いができ、教養のない人は不正(軽犯罪)をするとも書いており、教養が大切だと話されています。
またプラトンのいう国家や国民の理想とは、
(1)賢明(天王星)
(2)勇気(火星)
(3)節制(土星)
(4)正義(木星)
としており、(1〜3)を融合させたものが、(4)正義と定義されています。
この4つは西洋哲学では「枢要徳」とも呼ばれ、人間がより良く生きる上で、重要な「徳の基礎部分」だとされています。これらは宗教にも影響を与えた概念です。
また人々を堕落させるものとして海王星の支配する領域は色々議題に上がっていますね。中でも真似(トレパク・コピペ)が最も嫌われており、西洋人がオリジナリティを大事にする原点はここではないかと思われます(トレパクや真似に関して、西洋と東洋では受け取り側の反応が違うと思います)ただ音楽は重要視されています(人を動かす力がある)
占星術師としてプラトンの「国家」を惑星に例えるとこんな感じでしょうか。ただ正義はちょっと難しい概念だと思いますが…。欲望を知性と節制で飼い慣らすという感じでしょうか。
「何が正しい行いなのか」を模索する上で、参考に読んでみてもいいかもしれません。ただこれが正解という訳ではないです。しかし東洋でも仏陀の教えは天王星で、やはり人間にとって知性(教養)が大切なのは、世界共通だと思います。知恵は自分を守ってくれるものです。
ただ「頑張る」は違うと思っています。無理をすることは不自然な行動だからです。これに関して、新たに記事を書きました。
「勤勉さ」というのは、「継続すること」です。無理のない範囲で、コツコツ続けること。それが勤勉であり、無理をして働け!という話ではありません。筆者も文章力がないせいで、配慮のない文章になっていると感じており、今年はもっと丁寧な文章が書けるように模索したいと思っています。
生い立ちや虐待に関しても、不幸になるというのは「運命論」ではありません。子供の頃に学べなかった視点を「大人になって学んでいこう!」ということをブログではもっと伝えていきたいです。人生はいつからでもやり直せるからです。
物事は全て自分のチョイス次第で変えられます。そういった視点をもっと丁寧に文章化できるといいなと思っています。
もし「自分を変えたい!」と思うなら、ぜひできるところから取り入れ、無理なく継続してみてほしいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。