先日、海王星の記事を書きました。
これは海王星のネガティブな側面に焦点を当てたものです。
(それじゃあ、チャートに海王星があるだけでダメなの?)
いえいえ、そうではありません。
海王星も使い方次第で素晴らしいパワーを運んでくる惑星ですし、筆者も海王星90度が2つあり、海王星が強い人間です。
当事者として今回は、この海王星の力を現実の世界で100%味方にするメソッドを紹介しますね。
海王星が強い人は影響されやすい
混乱、陶酔、嘘、ペテン、依存心、欺瞞に満ちたコミュニケーション(「空気を読む」「外面と内面」など)、理想化された人・世界・姿かたちです。
★海王星は他にも、現実逃避できるものを支配します。
酒、ドラッグ、アイドル、アニメ、ヒッピー、宗教、スピリチュアル、引きこもりなど。
★社会的弱者もここに含まれます。
病人、老人、ニート、ホームレス、低賃金奴隷、私生児、孤児など。
そう、武器は無気力。他の惑星と違い、武器が何もありません。
ですから暴力性がなく、「何もしない事」で反抗するのです。
ただ使いようでは武器にできるものがあります。
それが「空想に陶酔できる事」
生きていないアニメのキャラに心底夢中になれ、会えないアイドルに恋ができ、見た事もないUFOや宇宙種族の会話で盛り上がる…そして別人になりきる事も得意。
しかし現実逃避の悪い面として、努力せず救済してくれるものが好きな点が現実世界で落とし穴になります。宝クジくらいなら可愛いのですが、終末論やアセンションを本気で信じて一発逆転を願うようになると現実には帰って来れないかもしれません…。
誰かに救いを求める姿勢が100%失敗するのが、海王星。
こういった面には特に気をつけ、自立する姿勢も必要となります。
これをプラスに活かせるのが、海王星の陶酔の感性なのです。
また西洋では元々音楽は「教育・学問」
哲学・文学と共に音楽が学問として重んじられ、理論的研究が進みました。
筆者が洋楽を好むのは、ベースに数学的理論(天王星)があるからでしょう。
また筆者は子供の頃からTVゲームが大好き。
ただプログラムされたゲームだけでは盛り上がりません。ここに戦闘ミュージックがあるからゲームに「陶酔できる」のです。
海王星とは本来こういった芸術的感性をプラスにできる惑星。
この理論を人生で100%活用できるメソッドが、今回の記事のテーマです。
陶酔感を100%味方にする「ミエナイチカラ」
昔、椿鬼奴さんが「若い頃はNirvanaを聴くのがかっこいいと思ったけど、歳をとるとBonJoviが聴きたくなる」と発言されていましたが、歳を重ねると見える景色も違ってくるからでしょう。
これはNirvanaが劣っているという話ではありません。Nirvanaは若者の演歌なのです。日本で例えるなら、昔のヴィジュアル系や昨今ならロキノンがそれにあたるかもしれません。邦楽でBonJovi的な立ち位置にいるのは、B’zでしょうか。
筆者はNirvanaが焼け野原にした後のロックで育ったので、あえてBonJoviやB’zを子供の頃に聴いた事はありません。しかし大人になって「明るくいる事の意義(マインドセット)」にやっと気がついたのです。
暗くてネガティブな曲がかっこいいというのは若い内だけ。
厳しいですが「不幸が売り物」になるのは若者だけという事です。
しかしそれは「思い込み」です。
奴隷の身分でいいと思わせているのは、あなたのマインドです。
これを「よし、やるぜぇぇえ!」というマインドに変えられるのが、音楽の力です。
超簡単・音楽でマインドセットをしよう!
他人に依存したり期待すると、現実で奴隷に転落してしまうからです。
「マインドを整える努力」をするのが、大人。
こういった努力もやらない人は、一生奴隷という訳です。
昨今「生きてるだけで最高!」という、マインドギャルが若者の間で流行っていますが、さすが射手座世代だなと感心します。射手座世代はもっとも頭がいい世代なのです。
そう、全ては「自分のマインド次第」です!
歌詞には呪術的な力があり、作り手のエネルギーが歌声を通じで体に入ってきます。筆者は変な曲を聴くと頭痛がしたり、「オェ」となりますし、TVも有害なものが入ってると頭にノイズが走る始末…。
歌詞はできる限り自立したマインドのものをチョイスする方がいいと思います。これはマインドセットという「意識的な努力」なのです。
また歌声にはパワーが宿っています。
ですからパワーのある歌声、前向きになる歌詞の歌を聞く必要があります。
これを大前提として、筆者おすすめの邦楽とマインドセットの方法を紹介します。
★ ワイルドになろうぜ!「GET WILD」瞑想
TM NETWORK 『Get Wild』
(ニコニコ動画で)MVが面白すぎると話題になった、国民的ヒットソング「ゲットワイルド」MVにはB’zを結成する前の松本さんがギターとして参加しています。
演出している感がないMVは見ているだけで自然と笑顔になれ、LIVEではバブル世代の陽気さ大らかさ元気さを感じ取れるのもポイント。また歌詞は一切無駄がなく、ポジティブで強い心を持つ大切さを実感できます。聴くだけで(ワイルドを手に入れるぜ!)という気持ちになります。もう日本の国歌は「Get Wild」でもいいかもしれませんね。
何が起きるかというと、
マインドが完全に「シティハンター」になります。
(…は?)
いえいえ、そう言わずに是非試してみてください。
全ては捉え方次第。
孤独で寂しい、という状態も(あれ?これってワイルドでカッコよくない?)に脳内変換できる、最高の神曲です。新宿で銃撃戦をやってるくらい、すごい壮大な人生を生きている感を一瞬で演出できます。
このバカっぽい陶酔感こそ、海王星をプラスに活用する利用法なのです!
「君だけが守れるもの(プライド)がある」
「一人でも傷ついた夢を取り戻すよ」
「優しさに甘えていたくはない」などなど。
弱った心にガツンと響くワイルドな歌詞、美しい歌声には癒しの効果、トランス感のあるシンセで、聴くとすぐテンションが上がる楽曲です。
★ パワフルな歌声でエネルギーチャージ!
和田アキ子 『古い日記』
和田アキ子さんの楽曲を聴いた事がない人は、非常に損をしているなぁと筆者は思います。パワフルで暖かい歌声には優しさが詰まっており、聴くだけで元気が出ます。
彼女は月×火星120度があり、勇敢で強い心の持ち主。バラエティのイメージが先行していますが、シンガーとして日本を代表するような歌声の持ち主です。眼球は木星系で、大らかで親切な方でしょう。金星×木星0度が強いかもしれませんね。
筆者が特に好きなのが「古い日記」ですが、「あの鐘を鳴らすのはあなた」は誰もが1度は聴いた事があるはず。また「笑って許して」はとても可愛いですし、散歩のお供には「さあ冒険だ」も最適です。
和田アキ子 『さあ冒険だ』
また昨今若者の間で再ブームになっているそうで、さすがだなぁと思います。どの世代が聴いても良さがわかるシンガーがアッコさんなのです。
>>和田アキ子、新曲が「TikTok」でバズる(外部リンク)
大黒摩季 『熱くなれ』
パワフルな女性ボーカルでは大黒摩季さんも有名です。月×冥王星0度で、時代から求められる出現をしている方です。特に月と冥王星は声に影響力が出てきますし、思想を広めていきます。30年経ってもいい曲はいい曲ですし、昔の日本は火星が強くてネチネチしてなくて歌詞もストレート。変なペテンがなくて、歌唱の技術で勝負しているなと感じます。
↓こちらで冥王星の影響力の解説をしています。
歌詞で好きなのは『別れましょう私から消えましょうあなたから』、ノリが好きなのは『チョット』や『DA・KA・RA』大黒さんの曲はどの曲を聴いても元気になるので、色々聴いてみてもいいかもしれません。筆者は積極的にバブル時代の邦楽やTV番組をYouTubeで見て「マインドバブル」にしています。
大黒摩季 『あなただけ見つめてる』
昔から海王星女子はモテなくなるし、尽くせばバカにされるし…と言うのがわかる楽曲。ハイテンションなのに歌詞はそこら辺の悪魔崇拝のメタルより怖いです。こちらはアニメ「SLAM DUNK」に起用され多くの方に馴染みがある曲です。大黒さんは不器用な女性をテーマにした楽曲も多いですね。『夏が来る』の歌詞とか凄い自虐なんですけど、なんかクスって笑える前向きさがすごいな、と思います。彼女は現代ならモテたでしょうね。天王星系の眼球で反抗的な歌が魅力になる方です。
暗い曲や鬱曲を聴くと、エネルギーが低下します。
特にネガティブ思考やひん曲がった思考の作り手の楽曲を聴くのはやめましょう。
その人のマインドが自分に入り込んで自分の現実に反映されますし、ネガティブな曲は聴くだけで鬱になりやすいという研究もあるくらい危険。
自分の努力で暗いものを遠ざけると、現実が変わってきます。
海王星がチャートにある人は「影響されやすい人」です。
当然、ネガティブにもポジティブにもなれる人です。
全ては捉え方次第。
海王星の陶酔感を「マインドセット」としてプラスに活用しましょう!
★ 稲葉さんになりきる!「1人・LIVE GYM」開催!
B’z 『LOVE PHANTOM』
B’zとは筆者が物心ついた時から人気者で、毎日CMで耳にしていましたので、あえて聴く事なく大人になりました。コロナ禍にYouTubeで過去のLIVEDVDを無料公開したのがきっかけでB’zに初めて触れ、食わず嫌いだったのを反省しました。B’zってこんな元気になれるバンドだったんだなぁと。歌詞の世界はまるで稲葉さんの成長物語でもあり、人生の教訓が沢山詰まったバイブルです。B’zのファンは稲葉さんという先生からありがたい話を聴いて成長できて羨ましいです。全部正解を引いているのは、さすが水星×冥王星0度だな、と。
B’z『MOVE』
豹柄とは稲葉さんが着るためにこの世に存在しているのでは?って感じのMV。
ちなみに「LIVEGYM」とはB’zのLIVEのタイトルで、LIVEをGYMと捉えて限界までやるという意味でつけたそうです。LIVEを見ると(確かに…)というパワフルさ。
この「LIVEGYM」を一人で開催するのが、このメソッドです!
1時間〜2時間「B’z」を爆音で聴いてウォーキングするだけ!
ただポイントは「稲葉さんになりきって歩く事」
(…は?)
いえいえ、そう言わずに是非試してみてください。
全ては捉え方次第。
弱々しい自分に稲葉さんを憑依させる事で、「俺は稲葉だぜぇぇ!」という謎の自信を獲得させるのです。もちろん昼間やると不審者扱いされますので、人通りがなくなった夜に開催するのがポイント。まるで野外LIVEを開催している感を一瞬で演出できます。
子供に戻ったみたいに「ごっこ遊び」をやる。
このバカっぽい陶酔感こそ、海王星をプラスに活用する利用法なのです!
真面目な話、火星を鍛える方法に運動があります。
しかし「火星を鍛えるには筋トレをしよう!」なんてマジレス、誰も聞きたくないでしょう。そんなのわかってるし、やれるならやってる!って感じ。
ここに(運動じゃない、これは遊びなんだ)というのが、このメソッドの売り。
謎の自信を獲得できる上に、火星まで鍛えられる、一石二鳥だし、面白い。
稲葉さんになり切る事で運動量がアップして脂肪燃焼効果UPと謎の筋トレ効果も得られます。
このように人生は全て「捉え方次第」
面白おかしくやれば割と継続できるし、簡単で楽しいですから人に見つからないように是非トライしてみて下さいね。
仕事や勉強の効率を上げる「フロー状態とは?」
仕事や勉強中は歌詞のある楽曲は邪魔になりますよね。
筆者もブログを執筆する時は洋楽か、歌が入っていない曲を聴きます。
常々遊び心を大事にする筆者は、仕事中はゲームBGMを爆音で聴いて「すごい戦いをしている感」を演出して、テンションを上げています。
不思議な事に、そうすると執筆速度が上がるのです。
いわゆるトランス状態にして、フローを自分で作り上げるメソッドです。
>>Wikipedia「フロー(心理学)」
筆者は海王星90度が太陽と金星にあり、普通の人よりもフロー状態に持って行きやすいと感じます。この陶酔感を利用すると、普通の人間が作業する2倍の速さで覚えたり、仕事をこなしたりできるのです。
ただし、精神状態に仕事が左右されるというマイナス面も…。こればっかりは仕方ないですね。ただプラスに使えば、作業を爆速でこなす事も、人格を変えてしまう事も可能になるのです。
ゲーム音楽なら、植松伸夫さんの楽曲を最近は聴いています。
「ファイナルファンタジーシリーズ」の楽曲制作で世界的にも有名で、ゲーム界のベートーベンと評されている方です。
植松伸夫 『The Man with the Machine Gun』
筆者が最近よく聴いているのはこちら。FF8の戦闘曲です。シリーズの中ではちょっと色が違う、トランス状態に入るような電子音っぽい曲です。山ほどいい曲がありますので、その時の気分で色々選曲して聴いている感じです。
あと苦しい戦いの時、自分を狂人にするためにプロレス入場曲を聴きますね。
後藤洋央紀の入場曲ですが、筆者が聴いたプロレス入場曲でもっとも美しく、スーパーカオス状態を演出できる曲で、おすすめです。後藤そのものもカオスな点がポイント。まるで東京ドームの花道を歩いているかの如く「IWGPのベルトを取るぞぉおお!」という、謎の闘志が湧いてきます(あくまで筆者は)
あとがき
このように海王星というのは「無料で楽しめるお遊び」を沢山開発できるのです。
まさにクリエイティブ。空想癖や陶酔感も使い方次第。
人生を面白おかしく演出するのに、プラスにお使いください。
映画『ライフ・イズ・ビューティフル』
ユダヤ人に対する迫害行為で、親子3人は強制収容所に送られます。
怯える息子に父親は「これはゲームなんだ。泣いたり、ママに会いたがったりしたら減点。いい子にしていれば点数がもらえて、1000点になったら勝ち。勝ったら、本物の戦車に乗っておうちに帰れるよ」と伝えます。
絶望的な収容所の生活を「楽しいゲーム」にした、という話です。
こういうマインドを日本人も獲得できると筆者は思うのです。
惑星には良い面と悪い面が存在します。
一概には言えませんが、どの惑星もプラスに使えるといいですよね。
音楽を聴くだけで惑星の特徴を理解できる、という記事も書いています。
楽しみながらこちらもどうぞ。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。