【人相占星術】権力者になる?冥王星顔と海王星顔の特徴【国の命運を人相で考察】

人相と惑星顔は別物「冥王星顔とは?」

まず最初に、冥王星の人相は過去に記事化しました。これは冥王星的な「人相」の特徴です。

【冥王星とアセンダントのアスペクト】性格や容姿、意味・ハウス【占星術】

筆者は冥王星的な「人相」の人物は「野心的」とか「徹底的にやり抜く」性格の人で、後天的なものだと判断しています。今回の「冥王星顔」は、顔の輪郭で「宿命(家系が絡む)」のでは?と思っているんです。

こちらは不思議な力で上に上がってくるような人が多く、良い悪いどちらにせよ、家系に何か特別な感情を抱いている人が多いようにも感じます。

(1)親からの虐待(親に愛されない)
(2)親が高徳な人物(徳を積んでいる)
(3)親が権力者か敗北者(0か100)

冥王星顔で上に上がってくる人物には、このどれかに該当するようなエピソード持ちが多いと感じます。「親や家系」がキーワードなんです。ない場合は、そこまで強い宿命はないと思います。

(1)はよくあるパターンですが、(2)は子供側が悪い事をしますね。何故かそうなんです。そしてバレずに好き勝手やるか、バレても許されるか…そういう「親の徳」で守られるか、自分の子供がカルマを清算するような流れがきますね。変な事件を追いかけると「あ…」て思います。

また戦前世代の苦労した親を持つ子供世代も該当しそうですね。最も楽しい時代を過ごしてきた人々が(2)で、その子供達が苦労するのではないか?と。ただ人口推移から見ても、決まりきった未来ではあります(ただ運命は自分次第です)

また昨今この(1)〜(3)全てに該当する事件だと感じるのは、ジャニーズ問題です。娘のジュリーさんは(1)に該当しており、メリーさんやジャニーさんの両親は、修行僧から出世した僧侶で、海外にも布教活動を熱心にしていました。おそらく(2)に該当するかもしれません。こういう場合、なんか不思議な力で守られてしまうと感じるんです。また彼らの人相は全員が「冥王星顔」で、家系に強い力がありそうだな〜と感じます。

★人相占星術「冥王星顔の特徴」

(1)顔の輪郭が四角形
(2)筋肉質
(3)顔が大きい(骨格がしっかりしている)

★イエベ→行動力や動き出す力が強い(起業家向き)
★ブルベ→知性や創造性が高い(芸術家向き)
★人口に対して、数が少ない

下記でより詳しく「冥王星顔」を解説しています。

アセンダントは容姿に影響する?惑星顔とイエベ・ブルベの解説【人相占星術】

【人相占星術】冥王星でわかる!芸能人になる人と一般人の違いとは?

このような顔や生い立ちの特徴を持つ人物が、どうも国のトップに君臨する政治家に多いと感じるんです。とてつもない力を持ち、周囲への影響力も強く、国の命運を握るに値する顔、それが「冥王星顔」ではないか?と。

そこで今回、世界中のトップ(アメリカ、中東、ロシア、中国、日本)に君臨してきた有名な政治家から、人相の検証をしていきたいと思います。

中国「トップから幹部まで、冥王星顔が勢揃い」

まずトップバッターは中国です。現在、中国は世界での影響力が強いですよね。先日、国際フォーラムで「西洋人にはなれない」という発言で物議を醸した、外交トップの王毅さんの発言が、冥王星的だったのでご紹介します。

欧米人の大半は日中韓の区別ができないと指摘し、「どんなに髪をブロンドに染めても、鼻の形をとがらせても、欧米人には決してなれない。自分たちのルーツがどこにあるのか知る必要がある」と訴えた。

引用元URL:CNN「中国外交トップ王毅氏、日韓に連携呼び掛け 欧米人にはなれない」

これに関してSNSでは「人種差別だ」といったコメントが続出したようです。ただ王毅さんは地政学的な事、アジアと西洋の違いを理解した上で戦略を立てる必要がある(=政治の視点)と言っているだけで、庶民(月)のような感情論(月)は危険だといいたいのだと思います。また「中国はアジアのやり方を熟知している」と伺える発言です。

ただ師からも過去の王毅さんの発言を教えてもらいましたが、もっと恐ろしい発言もしています。そんな王毅さんのチャートを見ると、水星×冥王星90度で、疑心暗鬼で人を信用しないので、発言が恐ろしくなりがち。ただ人相は、木星が強いですね。冥王星顔的な横に広い感じはありますが、冥王星は「筋肉質(あるいは巨漢)」という特徴があります。

引用元URL:Wikipedia

そもそも鼻を高く分厚い二重(西洋人風)に整形することに関して、根底にあるのは西洋人への憧れなのは確か。不自然な容姿で「人工的」。戦前までの美の価値観とは明らかに違います。またTVやファッション業界の「白人至上主義」的な洗脳は、昨今欧米でも問題になっていることです。
>>金髪に染めていたアジア人女性が気づいた心の変化「“白人”になる私なりの手段だった」(Google検索)

ただ最近の中国は、ハイブランドのアジア人モデルの容姿に関しても大問題にしたり、「アジア人としての誇り」「白人至上主義へのNO」を社会問題として取り扱う向きがありますね。日本人もここを読み違えたら、冥王星水瓶座時代はアウトになる可能性があります。

また美容整形は冥王星の世界。「自分は醜い」という思い込みを変える手段であり、完全に自己満足の世界です。そして改造後の容姿に責任を持つのは「本人」で、相手が「美しい」と絶賛してくれると期待するのは大きな間違いです。

不自然に整った顔は、昨今誰が見ても「整形」だとわかりますし、偽っているので人に「不信感」を与えます。きちんとした人が離れていく可能性があり、人相学的にはNG。海王星的な仕事(芸能界、水商売)じゃないと不運を招くと筆者は判断しています。

それに洞察力がすごい人に「裏でクスクス笑い者にされる」ことに耐えられないタイプは、整形しないことが一番。整形は魔法ではなく、自己満足です。トップに立つような人は洞察力が鋭いですし、庶民とは感性が違います。「絶対に騙されない(表面だけ綺麗に整形しても無駄。無駄。無駄ぁぁああ!!!)」と思っている人が多いかと思いますよ。


↑冥王星の代表的な人物、DIOの「無駄、無駄、無駄ぁぁああ!!!」はこの世界観かと。

「こういう舞台」で戦えるような人が、上に引き上がっていきます。それに庶民が劣等感をいくら隠したって、権力者にはバレバレ。ひろゆきさんもハイブランドを庶民が持つ事を笑い者にしてるでしょ?背伸びしても無駄なんです。この辺のことは、下記で解説しています。

【冥王星の世界とは?】0か100の人生と権力闘争の意味を解説【占星術】

そんな中国のトップは、現在習近平さんです。見てください、人相は冥王星顔のイエベです(横からの方が分かりやすい)。また、現在異例の国家主席として3期目ですね。

引用元URL:Wikipedia

なぜ異例なのか?と言うと、本来なら国家主席(国のトップ)の任期は「2期(10年まで)」で、共産党の総書記も2期で退くという暗黙の了解がありました。しかし、その条文を撤廃させて総書記を続投。国家主席ともに3期目に突入しているんです。まさに「冥王星的」ですよね。「ロードローラーだ〜〜!!!(DIO)」って感じ。

そもそも中国は毛沢東、華国鋒、鄧小平、江沢民、胡錦濤、習近平とみんな冥王星顔です。というか、中国の幹部の方々の人相も、みんな冥王星顔です。ググれば今のメンツのお顔を拝見できますよ。政治力が強いのが、冥王星顔です。強くないと上に上がって来れない国が中国なのかもしれませんね。
>>実権を握る歴代の最高実力者(Wikipedia)

また「理想主義」で上に上がれるのが、海王星顔。現在だとアメリカのバイデンさんですね。この相は宗教にどハマりしている方にも多い相で、福祉とかばら撒きが好き。ただ政治力はなく、国の衰退や影響力の低下に関連している時に現れると感じています。では次に、海王星的なトップをご紹介しますね。

ソ連を崩壊させた男「海王星顔・ゴルバチョフ」

このブログを見にくる平成世代は「ソ連」も「東西冷戦」も「ゴルバチョフ」も知らないかもしれませんね…。筆者の世代も多分知らないでしょう。70年代生まれの方ならご存知かと思います。

元々ソ連とは15の社会主義国が集まった「連邦」で、ロシアもウクライナも、元々はソ連だったんです。ウクライナの「キーウ」も、ソ連の首都の1つでした。

では何故ソ連は崩壊したのか?それは海王星的な眼球の「ゴルバチョフ」が原因です。

引用元URL:Wikipedia ※Wikiからダウンロードした写真では、何故かHP上で変形して載せられないので、スクショの写真を載せています。

輪郭は冥王星顔なんですが(横からのカットの方がわかりやすい)、眼球がキラキラしてて、年齢以上に幼く見える。これが海王星です。この手の顔は、アイドルなら成功します。ただ海王星的な相は宗教の信者やスピ系に多く、政治やビジネスに疎い人です。神秘主義とかファンタジーが好きで、現実面で幼さがあります。理想主義でもあり、政治家には最も不向きなんです。

それを象徴するように、ヨーロッパを中心に彼は「ゴルビー」って愛称で呼ばれています。2022年に、91歳でお亡くなりになった際には、若い女の子にも「愛してる、ゴルビー」と言われている映像が印象的でした。そう、アイドルなんですよ。敵なら最高ですが、味方ならどうか?

実は崩壊するまでのソ連には、1つの転機がありました。それが1986年の、チェルノブイリ原発事故です。この事故以降、ソ連は核兵器に関して考えを改める中で、欧米と関わりを持つことになっていくんです。そして民主化政策と直接選挙を取り入れ、共産党の一党独裁に終止符が打たれます。

ただ89年〜90年にかけて、東欧諸国が社会主義を放棄する事態になりました。よくブログでも取り上げる「キロン×天王星180度の時代」が終わり、競争がスタートした(海王星的な時代が終わりを告げた?)時代です(※筆者の解釈です)。日本ならバブルが崩壊し、一億総中流が終焉、アメリカは神を否定する動きが出てきた時期です。

この時ゴルバチョフは東欧に軍事介入をせず、不信感を募らせた保守派の一派が、夏休み中のゴルバチョフを軟禁状態にしてしまうんです。なんと、クーデター(天王星)を起こされたわけです!政治にはつきものの、裏切り(冥王星)ってやつですね。

その危機を救出したのが、初代ロシア大統領になる、「冥王星顔」の エリツィンでした。

引用元URL:Wikipedia

エリツィン「助けに来たぞ〜!」「クーデター反対!!!」
ゴルビー「おぉ、友よ…(我々はともだち♪)」

ところがどっこい。この一件でゴルバチョフは失脚し、そのままソ連が崩壊してしまうんです笑。そしてエリツィンは独立国家共同体(CIS)を立ち上げます。

な〜〜んと、エリツィンはソ連を無きものとして、新しい共同体のトップに立つわけですね。要はエリツィンのクーデターだったんです笑。世の中って、こんなもんなんですよ…。

ちなみにエリツィンは91年〜99年までロシアのトップで、太陽水瓶座。クーデターとか革命に強い。またゴルバチョフは太陽魚座で、あの世とか終わりに関連していますね。チャートは見ていませんが、いつか見てもいいかもしれません。

プーチンはゴルバチョフになりたくない

2022年のゴルバチョフの葬儀に、プーチンさんは出席していません。そう、ロシア人はみんな「こいつのせいで、強いロシアがなくなったんだ!間抜け!」と思っているからです。

ただ彼の名誉のために付け加えさせてください。東欧諸国はゴルバチョフのおかげで独立できたし(ウクライナもそうです)、中国との関係も良好になり、東西冷戦も終結させて、ノーベル平和賞まで受賞しており、ロシア以外からは愛されている人物なんです。

ただゴルバチョフには表面だけの「良い人ズラ」というか、「日和見的な態度」も散見され、非難されることもありますね。ここはいかにも海王星的というか。この手の顔立ち(女性的な相の男性)は、「日和見的な態度」が政治的な手段だと思っているのかな?と感じます。ただそれって危険でもあるんですよ。

引用元URL:Wikipedia

こちらの男性は、ヒトラーの下についてたアイヒマンです。彼も金星が強く、女性的な相ですよね(太陽魚座)。強制収容所への移送の罪で処刑されるのですが、ヒトラーのYESマンだった事を悔いています。彼はよく日本人と比較される人物で有名です。逸話は下記の「ASC×金星」の余談で語っています。

【金星とアセンダントのアスペクト】意味・ハウス・容姿・5度前ルール【占星術】

人相学では「男性」と「女性」では、考え方が異なります。男性が女性的な顔(アイドルとか今時の整形顔のホストとか)はNG。信用できない人物が多いとされ、日和見主義、或いは政治力がないと人相学上は判断されます(要するに女性的な人生になりやすい)。逆に女性が男性的な相もNG。野心的で争いを好むので、人気運や金運が低いです(要するに貧乏になりやすい)

また今のロシアの人々には、ゴルバチョフとはトラウマなんですね。だからプーチンのような強いトップを必要としており、考え方が日本人とは異なるんです。

そんなプーチンさんの人相は、昨今木星が強くなり過ぎていると感じます。昔はもっとシュッとしてて、土星的だったんですが…。人相って、本当に変わってしまうんですよね。ウクライナとの戦争をかなり楽観視しているか、計画性がない可能性があるかもしれません。ただ北極海航路もあるし、この決断が未来のロシア経済を変える可能性も…。

引用元URL:Wikipedia

余談「田中角栄の人生とホロスコープ」

そもそも、筆者が子供の頃は、日本のトップも冥王星顔でした。おそらく、あの頃の日本には影響力があったのでしょう。筆者の世代なら、森喜朗さんが冥王星顔でしたが、振り返ると歴代の総理大臣とは「冥王星顔のイエベ」が多いんですよね。

引用元URL:wikipedia

森さんはオリンピックの件で有名ですから、若者もご存知でしょう。全盛期はこういうお顔でした。また昨今、田中角栄待望論が出てきているようですが、田中角栄こそがモロ冥王星顔なんで、今回取り上げたいと思います。

引用元URL:wikipedia

輪郭が「冥王星顔」なだけじゃなく、容貌全体も「冥王星的」。迫力があり、見るだけで怖いでしょう?これが冥王星のエネルギーで、トップに立つ人間のオーラです。

また田中角栄といえば「闇将軍」と呼ばれ、「トラブルは金で解決」「人望は金で集める」という、いかにも冥王星的なエピソードが多い人物としても有名です。「ロッキード事件」では、総理大臣経験者として初の逮捕者となり、ダークな印象も。

ただ戦後、1代で頭角を表す人物には、この冥王星顔のイエベが多いんです。猛烈な強さがあり、絶対に折れない芯の強さがあります。また田中角栄はアゴが立派でしょう?アゴが尖っていて狭い人は、人相学上は「幼稚(人の上に立てない)」と判断されます(カイジみたいな人相はNG)

そんな田中角栄は東北出身。貧しさから15歳で単身上京し、仕事をしながら夜間学校で学んだ苦労人です。チャートを見ると、土星が強いチャート(太陽×土星90度、月×土星180度、水星×土星90度)で、太陽と月と土星のTスクエアです。かなりキツイですね…。

また時代は戦時下のため、兵役につき、退役後に建築事務所を設立。戦後は政界入りを果たして、最後は総理大臣にまでなった事から、「奇跡の出世劇」として熱狂的な人気に。しかしロッキード事件で「ゼロ」へと転落してしまうんですよね…。

まさに人生が0か100。貧乏というどん底からスタートし、苦労に苦労を重ね、徹底的に努力し、やがて頭角を現す。ただ大切だったのは、「人を大事にした事」です。田中角栄の魅力とは金ではなく、実は「人たらし」の一面です。

それは大体、敵陣やミスをした部下に札束を渡し「これで解決」とか「これで飯を食え」とお金をばら撒く事なのですが…笑。太陽が牡牛座で、人の五感を刺激するのがうまかったのと、金星魚座のノーアスペクトで、一心同体になってしまったんでしょう。思いやり深かったんでしょうね。水星×海王星も90度です。

同じような行動をメリー喜多川さんもしていましたよね。彼らは戦前・戦後の苦しい時代を生きており、感覚が現代とは異なるんです。そんな彼の悲しいエピソードをご紹介します。

角栄の番記者を務めたジャーナリスト、早野透の『田中角栄』に元官僚の長老政治家が角栄を諭す、なんとも切ない一節がある。

《「総理が札びらを切るなんてみっともない。やめなさい」と言うと、角栄は「じいさん、あんたには学歴もある。高級官僚だった自尊心もある。だが、おれには何もない。学歴もない。しがない馬喰のせがれには、これしかないんだ」と涙を流したというエピソードが伝わる》

引用元URL:「きみたち日本人はアメリカにこんな残虐な目にあわされて、腹が立たないのか」田中角栄待望論がいまだ根強いワケ

持たざる者として物凄く苦労し、自分は「ゼロなんだ」という自覚があったんでしょう…。これが「冥王星」です。プーチンもヒトラーもそう。大体ゼロを経験し、そこからトップに立つタイプは強いんですよ。

また戦前・戦後の暮らしは本当に大変で、全然いい事がないし、努力、努力…って感じで。生きるのに精一杯の時代でした。だから「これで飯でも食え」って嬉しかったと思いますよ。今の時代は逆に「お金配り」で質が悪い人を引き寄せますが。

そもそも現代は法律も厳しくなっており、「完璧」じゃないとダメなんです。その辺は、今作成中の「冥王星のメソッド」でギタリストMIYAVIさんで解説予定です。

また角栄は人たらしの他に「頭脳明晰さ」を持ち合わせており、もはや最強ですね…。月水瓶座、タイトなアスペクトに火星×木星90度があり、それが双子座×乙女座(ルーラー水星)の組み合わせ。計算し尽くされた行動だったと言えそう…。

あと最後に、田中角栄人気がわかるエピソードを1つご紹介します。ヴィジュアル系のPENICILLINってバンドのヴォーカル、HAKUEIさんを皆さんご存知でしょうか?

実は彼は本名が「田中」って苗字で、確かお母様が「田中角栄のようになってほしい」との願いを込めて、「たなか はくえい」と命名したんだとか。いつ聞いたか忘れましたが、面白いな〜って思って。それだけ庶民から絶大な人気があった事がわかるエピソードです(ちなみにロッキード事件前に命名)

国の命運を人相で考察「アメリカと中東」

さて、この十年の世界ってどうだったでしょうか?筆者は生きるのが嫌になって、TVさえ観なくなりました。その間の大きな出来事といえば、「トランプ劇場」と「世界的な株高」と「アラブの春」でしょうか。トランプ劇場は、下記の記事の余談で解説しています。

【火星とアセンダントのアスペクト】意味・ハウス・5度前ルール【占星術】

中東「アラブの春とパレスチナ問題」

この「アラブの春」とは、2010年から2012年にかけて起きた前代未聞の反政府デモと、その騒乱の総称です。

元々中東の方では若者の失業率が高く、チュニジアの青年が抗議の焼身自殺をした事が発端となり、若者の不満が爆発。アラブ諸国へ飛び火し、チュニジアのベン・アリー政権は23年、エジプトのムバラク政権は30年の長期政権に幕を閉じます。

ただ問題はその後。民主化どころか、より混乱や内戦が泥沼化してしまっているのです。それは、パレスチナ問題とも無縁ではありません。シリアとヨルダンはイスラエルの隣国です。

画像引用元URL:外務省HP・「アラブの春」と中東・北アフリカ情勢

【パレスチナ問題と冥王星水瓶座】45歳以下が社会システムを変える?

まぁ地政学的なことは置いておいて。「なんで長期政権が中東に多いのだろう?」って思いませんか。そこで筆者は、中東の人の顔立ちって「冥王星顔」なんだと気がついたんです。

要するに個人の力が強く、国民1人1人をまとめるのが大変なのではないかなって思って(だから独裁政権なのでは?と)。要するに、その国々に特徴があり、上手くいく統治の方法は同じではない(西洋人のパクリでは上手くいかない)って事なんだろうなと。これは、日本にも言えますが…。

引用元URL:wikipedia

こちらはエジプトのムバラクさん。どう見ても冥王星顔です。そもそも中東の方は、この手の顔立ちが多く、女性がヒジャブを被るのは、安全上大切な対策なのかもしれませんね(冥王星は支配欲と性欲が強い)

このへんの事は、日本人の私達にはわからない事です。ただ色々な問題、土地によってのルールや習慣、文化や宗教の違いには何か意味があると筆者は考えています。だから強い他国が何でも干渉していいとは思いません。

もちろん差別や弾圧に対しては、手助けしたり援助も大切です。ただイラクにせよ、自分達の利益のための干渉でした。昨今中国は中東に接近しているようですし、世界の動きに変化が起きそうです。

また冥王星顔には、家系で受け継いでいく「カルマ」の視点があります。そして人生観も「0か100」。そういう意味で、0か100って価値観の人が多い土地なのかな?と。この辺は師が中東に知り合いが多いようなので、今度聞いてみたいなって思います。

また歴史的にも宗教的にも、エルサレム(イスラエル)は大切な場所ですよね。イスラム教、キリスト教、ユダヤ教の3つの聖地があります。きっと中東って、何か影響力が強い特別な場所なのかもしれませんね。

アメリカ「バイデンさんは海王星顔」

現在アメリカ大統領は、バイデンさんです。ただ人相占星術的に見ると「海王星顔」です。そのせいか、海王星ワード連発の書籍が発売されていますね…。

筆者は人相を重視しますので、人相から判断するならアメリカの影響力はかなり下がっているのでは?と感じます。バイデンさんは認知症まで疑われていますし…。これが国の命運を決める「顔」で大丈夫なのかと。

またアメリカは次期選挙が2024年。現在は「トランプ対バイデン」との予想ですが、いい加減年齢的に後期高齢者…。国民は2人の年齢を心配しており、「ぜひ次期候補に!」と名前が出ているのが、デサンティスさんです。

引用元URL:wikipedia

人相を見ると金星とか木星系で、女性から好まれる相ですね。彼がトップになれば、世界の調和が期待できそう。彼は現在、フロリダ州知事でもあり、若者や女性にも人気が高い人物です。ただ「強さ」はないかもしれません。

実はこの「フロリダ州」は、共和党と民主党が接戦する大事な州で、選挙人の数も多い州。誰もがフロリダ州で「勝てる候補を!」という思惑があるのです。またイーロン・マスクも「(出馬表明したら)デサンティスを支持する」と言っており、今彼には追い風が吹いていますよね。

だが、しかし!ここに「冥王星顔」の強敵が…。そう、同じ共和党のドナルド・トランプです。彼がデサンティスと戦う気満々で、すでに戦闘モードなんですよ。

やっぱ「冥王星顔」は迫力が違いますね。まず顔が面白い。狙ってますね、これは。そもそもトランプはWWEの「ズラ疑惑」に端を発した、髪切りデスマッチから大統領選に出馬し、当選した人物。インテリのデサンティスがマイクで勝てるか?というと…(共和党支持者は労働者階級で、学歴は高卒以下)


↑何度もご紹介している、トランプのプロレス映像。

また頭の回転が速い人は、目力が強く、眉毛が吊り上がっているんです。イスラエルの首相のネタニヤフさん、あとフランスの大統領だったサルコジさんみたいな相ですね。

デサンティスさんはそういう相じゃないので、頭の回転は速くないと思います。だからトランプさんにマイクで勝つのは無理じゃないかな…。トランプさんは太陽双子座で、面白すぎますしね。2024年は、占星術的にも冥王星水瓶座時代が本格的にスタートします。世界は大きく動き出すかもしれませんね。

おわりに「時代に選ばれた人とは」

どうでしたか?人相から世界を読んだり、国の命運を占ってみました。人相学を全ての人種に対応させられるのが、人相占星術です。

ただ冥王星顔っていうのは、顔が筋肉質とか全体でのオーラも重要です。マツコデラックスさんもこの顔立ちですね。女性だと木星系の系統のお顔で、浜崎あゆみさんの輪郭が該当します(無修正の写真で確認してください)。ちょっと不思議な輪郭だと思います。
>>「浜崎の顔では絶対に売れない」浜崎あゆみをカリスマにしたavex22年前の“逆転戦略”とは

また今回、更新が随分あいてしまいましたが、実は体調を崩しまして、めまい、頭痛、吐き気から、胃や腸の方も不調に陥り、最後は自宅で気を失うという…。さすがにここまでの体調不良は久々で、色々考える事があって。「世界には水も食料も薬も手に入らない人々がいるんだよなぁ…」って。

ただ不安な時代に気をつけたいのが、「世界平和(海王星)」てワードを使う人の出現。東西冷戦時代、カルト宗教がこれで勢力を伸ばしました。今なら占いやスピにも注意。平和とは自分が争わない、人のせいにしない、嫉妬妬みを持たない、意地悪をしない事から始まります。

今回は多様な世界、考え、時代背景から、人間の性にフォーカスしてみました。で、一番面白かったのは、エリツィンのくだりかな…笑。あれは結果的にエリツィンのクーデターのような展開になったのですが、ああいう人こそ「時代に選ばれた人」だな、と。

もちろんゴルバチョフも「時代に選ばれた人」です。ゴルビーじゃないと絶対に不可能な仕事をして、時代を変えたわけですから。ただ海王星や魚座っていうのは、正直今の地球のレベルだと上手に活かせない、扱えない世界観なのかな、と。大事な感性なんだけど、地に足が付かないと混沌とします。時代が終わる時に必要なエネルギーを持っているのかな?と。

また90年代は激動の時代で、東西冷戦終結に始まり、南アフリカに黒人大統領のネルソンマンデラ誕生、中東なら湾岸戦争、アラファト議長によるイスラエルとの和平実現、ヨーロッパならEUの概念で繋がったり。本当に色々あって。

国内はバブルの崩壊ですが、バブルを知らない世代なので「山一って何?」って。でも明らかに日本の空気が変わったのは、山一の影響でしたね。あとはオウム真理教かな。オカルトブームを終焉させた麻原彰晃も、太陽魚座ですね。なんか終わりに関連するのが魚座では?と思って、個人的に注視してるんですよね。

また最近、エンタメで革命をやっているように感じるのが、滝沢秀明さん。「時代に選ばれた人」的な展開だなと。ドラゴンヘッドや月食も絡んでいたし、自分が生きたい人生観で動いているような気がする。令和の「滝沢革命」になるかもしれませんね。

自分は滝沢さんをあまり存じ上げないのですが、権力者に好かれるのは、こういう人だよね、と。それだけは分かります。そもそも昭和の女帝、細木数子さんにも溺愛され、ジャニーさんにも溺愛され、普通じゃないですよね。かなりアクが強い人物に溺愛されています。見えない裏の人脈がすごいと思うな。海王星は牡羊座になるし、時代にも乗れるでしょう。滝沢さんのような権力者に好かれる行動は、下記で記事化しています。
>>良い人脈と選ばれる人になる仕組みを教えます【木星と海王星のメソッド】

そんな感じで、時代に選ばれる人は冥王星が絡むのでは?というのを、人相から考察しました。体調がまだ回復しきっていないので低空飛行ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。

↓占い専門誌「マイカレンダー」WEB上でも連載中ですので、ご覧ください。
>>キレイの秘密は“惑星×人相”にアリ!|小室凛紗

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