注:これは2022年8月31日にブログで無料公開したものに、あとがきの「アジアと女性の時代」とサイキックの知り合いに尋ねた「予言はあり得るのか(未来は決まっているのか)?」を加筆したものです。
7月に少し冥王星水瓶座のトレンドに関して記事で触れましたが、経済には触れませんでした。ただ8月に少しだけ世界恐慌について記事にしたら、アンケートでかなり多くの反応があり、80年代以降の世代の方から「経済に関心があります」「日本の未来はどうなると思いますか?」との意見を多く頂きました。
この記事は、あくまで筆者個人の予測である事をご理解ください。その上で、責任が持てる方だけお読みいただければ幸いです。
冥王星水瓶座とは?風の時代とは何?
またリーマンショック以前は土の時代と言えたかもしれません。スマホもなく、人が魅力の時代でした。物や土地、肩書きや学歴、人脈やコミュ力、能力よりもコネ、恋愛と結婚が重視され、目で確認できるものが大事な時代です。
しかしそれが覆ったのが、2010年代。新しいビジネスツールとしてスマホが登場し、人間関係はSNS、有名人はYouTubeから生まれ、恋愛をしない若者が激増。未婚率も上昇し、不動産も車も持たなくなり、ぼっちとコミュ障がトレンドに…。
日本社会は「拡大発展(木星)」から「縮小(土星)」に移行したと、筆者は解釈しています。これは先進国から衰退のターンに入ったと見ることもできますね。今後は地に足をつけ、無理をしないことが大切な時代となるかもしれません。
またこれまではリアルの世界のイケてる若者がトレンドを作り、カーストでも最上位だったのが、2010年代は知性が高い人がカースト上位に駆け上がりました。見た目(海王星)より、中身(天王星)への変化も感じますね。
ここに乗っかれれば、平成世代の下剋上が可能になるでしょう。普段から情報、IT、経済の変化には乗り遅れないようにするといいかもしれません。天王星にも双子座がきますしね。
例えば株なら、2年前にテスラの株を100万円分買っていた場合、2022年現在750万円になっていますが、S&P500から消える企業もまた早くなっています。リチャード・フォスターの実施した調査で、企業の平均寿命の周期的なパターンが明らかになっていますね。
>>INNSIGHT 2021年の企業寿命予測(英語ページ)
彼はまた、現在の企業の40%が今後新しいベンチャーに取って代わられ、10年以内に消失するだろうとも予測しています。
個性、反骨精神、斬新さ、変革、多様性、スピード感、論理的思考、同志(仲間)、自由、競争社会、資本主義、能力主義(成果主義)、西洋、株式投資(テクニカル分析)、IT企業、起業家、テクノロジー、ロボット、占星術、群れない、媚びない、トリッキー、自分勝手、離婚、裁判、ジェンダーレス、リアリティ(現実)、突然の危機や変化(事故や怪我、地震など)
水瓶座のルーラー天王星の世界観をわかりやすく解説すると、上記のMVのようなノリと個性、スピード感での戦いとなるでしょう。いわゆる「世紀末救世主伝説」をイノベーションの中で行う感じでしょうか。
自由の破壊「ヒトラーの不気味な予言」
「1989年以降、人類は2つに分かれる。少数の支配する側と大勢の支配される側。一方では全てを操り従える者、他方は知らず知らずのうちに全てを操られ従わされる者たち。」
これはオカルト界隈の予言ですが、占星術的にもキロン×天王星180度の時代と一致し、何だか不気味な共通点を感じます。またこの予言には地球温暖化についてと思われる話も…。
人間が思い上がって宇宙の自然を犯す為、宇宙が人類に復讐を下す。
それが人類を想像を絶する、究極の状態に導いていく。気候も二つに分かれ、大洪水と大干ばつが代わる代わる地球を襲うだろう。
そして最も有名である「超人」についての記載も…。
2000年以降、超人が誕生する。
人間より数次元上の知能と能力を持つ「神人」と、少数の「支配者」、それにコントロールされる「大多数の人間」
この大多数の人間は、ただ操られて楽しむだけの受動的ロボット人間になる。
ロボット人間は支配者に従って生きるだけ。
これはある意味気楽な身分だ。
戦争、気候、経済、恋愛、職業、娯楽、教育、時には思想さえも与えられる。支配者達によって制御されてしまうので、支配者達を認めるだけで多くのものを与えられる。ただロボット人間たちは、操られている事を意識できないようになる。
自分達は自分で選択して生きていると思っているが、実は支配者たちが全てを見通して、管理工場の家畜のように彼らを育て飼う事になるのだ。
こうして人類は完全に二つに分かれる。
一方は限りなく神に近いものへ、他方は限りなく機械的生物に近いものへ。これが2039年の人類だ。
これが超有名なヒトラーの予言です。
キロン×天王星180度終了後の90年〜冥王星水瓶座終了までの時代を予言しているような不気味な内容ですね…。
★参考文献
このタイトルにある2039年は、冥王星水瓶座25度になる頃で、次のサイン(ここなら魚座)の性質が入り込むと解釈できます。
ヒトラーは「これ以降(2039年〜)は自然災害が激増する」と言っていますね。これは現在の地球温暖化でしょうか。だとすると筆者が予測した、冥王星魚座時代に人類は宇宙に脱出する可能性もあるのでしょうか?何だかSFのような世界ですね…。
また冥王星水瓶座時代には、中国とアメリカで宇宙開発が2強の時代に突入しそうです。世界はもう宇宙の覇権争いを始めていますね。日本人でそれに挑んでいるのは堀江貴文さんだけという感じでしょうか?堀江さんは火星×天王星0度ですから、最も未来の先見性がある人です。
またこの89年を境に海王星が支配する社会主義が敗北し、90年代は天王星が支配するインターネットが一般解放。アメリカではITバブルが起こりました。
>>日本の富裕層が激増!なぜ増加したの?~予想される将来~
上記記事でも分かる通り、富裕層の属性は天王星が支配している領域の人々です。これは日銀の金融政策をちゃんと知っている大人とそうじゃない人との差なのかなと。
最近「日本人なのに日本語が通じない」とよく言われるようになりました。SNSも感情論でヒステリーばかり。実はSNSに没頭すると人間の知能は驚くほど下がり、人工知能の知性は驚くほど向上するのです。知っていますか?これはビックデータと言われるものです。
★人類幼稚化計画?
海王星が支配する領域(TV、SNS、芸能界、音楽、アニメ、スピリチュアル、霊感商法、カルト、政治、依存症、群れる、未成熟、ヒステリー)には気をつける、これは占星術を知っている方ならもうご存知かもしれません。
ただ日本ではそれが認知されていない。西洋と東洋では、やや扱いが違う惑星なのかなとさえ感じます(ただこれは「海王星の領域をやるな」と言う事ではなく、気をつけようと言う事ですので、誤解されないようにお願いいたします)
筆者も音楽が好きです。ただ音楽には人類を変容させる強力な力があり、時にそれは洗脳兵器になってしまう事も…。皆さんはヘルツって知っていますか?
本来周波数が432hzなのに、440hzが国際的に採用されました。この440hzとは、人々の創造性をなくさせ、攻撃的な感情やストレスを生む作用があり、特定の思想に洗脳しやすくさせてしまうのです。ナチスもこれを利用していたと言われています。
だから筆者は変な歌詞の邦楽は聴いたらダメだよと、ブログで書いています。
歌詞には特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図が入っており、(時代や国、作者によっては)プロパガンダ政策にも利用されます。情報戦、心理戦、宣伝戦、世論戦として、何かしらの政治的意味を持っている事もあるのです。
また海王星はファンタジーとリアルを混同する方が多く、音楽は結構危険度が高いと感じます。歌詞には特に注意しましょう。
またこのヘルツに反抗したのがジョン・レノンで、「イマジン」は人類を癒す528Hzで作られています。
昨今異常に「オタ活」をやろうという宣伝がありますが、なんだか違和感を感じます。それよりも勉強(リスキリング)した方がいい時期なのではないでしょうか。昨今は何事も二極化しており、収入格差もより拡大するかもしれません。
資本主義の破壊「インフレと円安で物価上昇」
国がインフレを目標にしたのだから、誰でもインフレ対策はしているはず。投資が過熱したのはそのせいです。また国を上げてNISAを進めているのは、今後もっとすごいインフレがきて、年金の価値が下がる事へのリスクヘッジから?とも邪推してしまいます(もちろん紙屑にはならないと思いますが…)
ただ2022年、悲願の物価上昇率2%を達成したものの、これはウクライナ侵攻でのエネルギーと原材料の高騰から。国民は突然の物価上昇で苦しんでいますね。日銀は景気を早く回復させるため金融緩和を続けています。
しかし世界はコロナ禍の供給不足でインフレ。多くの中央銀行が利上げをし、それが今回米国株の下落の原因となっています(で、ついに世界恐慌か?になった)この中で利上げをしない日本に不信感が出て、円安が加速しているのが今現在です(2022年8月末時点で1ドル138円)
日本は食品を輸入に頼っています。ロシアはエネルギーや食糧を世界に供給してきた国。ですからウクライナ侵攻で物価は上昇しました。ここに円安で、輸入する食品の価格も上昇。ダブルパンチです。
今後外的な要因で、日本の物価はどんどん上がると思います。ただ給料が同じように上昇するかは、わかりません。
財政赤字が膨らんでいるのに、日銀が金融緩和でお金を刷り続けているので、円の価値は確実に下がると思います。円に対する世界の不信感も募る。
筆者は今後、もっと円安が加速するのでは?と思っています。その場合なにが起こるか?
(1)銀行預金の価値が下がる
(2)円建てのビジネスや給料だと不利になる
(3)輸入品の値段が上がる→さらなる値上げラッシュ
この辺が冥王星水瓶座時代の序盤に起こるかもしれません。リスクヘッジをしていた人は、このインフレと円安で逆に資産が増えるでしょうし、何もしてなかった人とさらに格差が拡大するかもしれません。
しかしそれはデフレ下での話。
例えば2000万円のマンションを全額ローンで購入したとします。インフレでマンション価値は30%上昇する。この場合、ローンの残高は2000万円ですが、何もしてないのに資産は600万円も増えている事になります。昔はこうして土地を転がして儲けていた人も多かったのです。
ただこれは今すぐ投資をしろという事ではなく、こういうリスクもあるよという話ですので、誤解されないようにお願いします(念の為)
2022年現在、日本の借金は約1255兆円。コロナ禍でさらに爆増し、日本国民1人あたり約1000万円もの借金を背負っています。
>>国の借金、6月末で1255兆円 1人あたり初の1千万円超
これに対し、現状の対策は
(1)デフォルト(債務不履行)→借金踏み倒し
(2)増税→更に苦しくなる→イギリスのように競争力を失う→破綻
(3)経済成長→ほぼ無理orシンガポール並みの移民政策
これらは理解している人も多いはず。
しかし、もう1つの手段があります。それが「インフレ」です。
(4)インフレで実質的な債務削減→戦後のドイツと日本が行った方法
インフレでお金の価値が下がれば、同時に借金の価値も減るのです。これを見越して国は借金を続けてきたのでは?とさえ思います。
2022年現在の世界債務は初の300兆ドルを超えました。しかし世界規模でインフレになれば、これを目減できますよね。あくまで筆者の妄想ですが、100%悪いことばかりじゃない人たちもいるのかなと感じます。
>>世界債務、初の300兆ドル超え コロナで財政膨張
ただインフレになっても給料が上昇しないのであれば、一般庶民は苦しい時期を過ごすことになります。これが冥王星水瓶座時代に起こる「資本主義の破壊と再生」かな?と思っています。
★海王星の国は全員が芸術家になれ
一般的に円安は、輸出企業や観光業(インバウンド)にとって有利です。
日本は海王星が支配しており、全員が芸術家です。
何度も言っていますが、陶酔する側ではなく、自分が芸術の創造主側になる必要があります。
日本人とは、普段の生活が芸術的で発想がカオス。
海外の人はそういう「芸術性」と「カオス」を求めているのです。
日本人シェフがいなくなったら、フランスのレストランは潰れると言われている位、日本人の味覚や感性は今や貴重な存在。訪日外国人旅行者も、日本食を目的にしています(円安だし)
また芸能で言えば、WWEに行った中邑真輔選手は参考になります。
日本でも活躍しましたが、これからプロレスブームか?と言う時に「後身に譲ろう」という雰囲気が出て「もう選手としては旬は過ぎたかな…」という空気感の時、30代後半で海外移籍を決断しました。この海外への新しい挑戦は、天王星が支配する領域です。
皆さんは彼のキャラをご存知でしょうか。インテリかつ芸術家としつつも、なんか意味不明でカオス。そう、まさに海王星のお手本みたいなキャラクター設定なのです。そんな中邑選手の入場シーンはこちらです↓(いかにも西洋人受けするキャラですよ)
>>中邑のカオス感が伝わる入場シーン(YouTube)
彼は太陽も魚座で、まぁ勝手にカオスになります。ただ性格は拝金主義ではなくて本当に孤高な人。筆者も大好きな選手でした。この凛とした佇まいこそ、乙女座のエネルギーです(わかるかな?)彼は80年生まれでチャートの火星、木星、土星が乙女座。人相は木星系ですが、容姿の潔癖さは乙女座の要素が強い方です。
また彼の歴代キャッチフレーズは、海王星ワードが連発。
- 選ばれし救世主
- 選ばれし神の子
- 狂気のインテリジェンス
そんな彼は30代後半にして挑戦し、なんと世界的に人気になりました。
西洋人からは、アジア人の「こういうキャラ(ファンタジー&狂気&支離滅裂さ)」が魅力的に映ります。そして西洋人には「表現できない世界」でもあるのです。
日本人がいいと思うものと、西洋人がいいと判断するものは全然違うんです。西洋でヴィジュアル系が売れたのも、こういうセンス(ファンタジー感と中性的な要素)なんです。
また国内に居場所が消えても世界で戦うという強い反骨精神が、世界への道を開いたとも言えます。ハングリー精神の大切さも、日本人には欠落している要素かもしれません。
また商品で言えば、カオスだけど実利を重んじる姿勢は土星系社会の利点です。「かばんばか」さんが作るマグロバッグはまさにそんな商品なので、ご紹介させていただきますね。
引用元URL:かばんばか まぐろバッグ
これはネタではありません。ちゃんとした職人さんが国産の素材で手作りした機能的で実利ベースなバッグなんです。でもカオスで不思議でしょう?ぜひ公式のサイトを見てみてください。他のバックもとても可愛いですよ。
こういう海王星的な面白い発想のお土産(主にはコピーしずらい物、食品やお菓子も◯)を作って輸出や訪日外国人旅行者に買ってもらうのです。これらは西洋人には真似できない発想で、とてもクレイジーに映ります。バリエーション豊かなお菓子もそうですが、こういう芸術性を活かせば円安もインバウンドも味方にできる可能性があります。
現在の基軸通貨はドルですが、1944年以前の基軸通貨はイギリスのポンドでした。ですから遠くない未来、ドルの時代も終わる事になるでしょう。
例えば中国の台頭で人民元になる日が来るかもしれないし、下手をしたらネット空間がリアルになり、ビットコインになるかもしれません。それは誰にもわからない事です。
★ブロックチェーン「ビットコインと銀行の未来は?」
そもそもビットコインとブロックチェーンの誕生は「サトシ・ナカモト」という謎の人物が2008年に発表した論文がきっかけです。現在のような政府による経済への介入がなく、公正に取引するインフラがビットコインで、その土台の技術がブロックチェーンです。
これはお金のやり取りに銀行という第三者の介入がなくなり、ネットワーク上のコンピューターが取引の正当性を確認するという事で、事実上政府は経済への介入ができなくなります。実現すれば中央銀行の役目もなくなる可能性が出てくるのです(ただ当ブログで言及している通り、筆者は夢物語だと話しています。政府は冥王星が支配しており、庶民=月が支配権を持つ事など未来永劫ないと思っています)
ただもしビットコインが大化けして、基軸通貨になるとしたら、占星術的には冥王星牡牛座(2095年〜)あたりに起こるかもしれません。しかしこれはビットコインのような庶民が支配権を持つものではなく、政府によるデジタル人民元のようなものだと予想しています。
なぜ冥王星牡牛座なのかと言えば、牡牛座は「資産」「所有」を支配しており、「個人」の領域だからです。個人の資産の所有に破壊と再生が起きるのでは?という予想です。
また世界最古の銀行はイタリアのモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行と言われており、1472年の冥王星乙女座で誕生しているし、日本で最初に銀行が生まれたのは1878年で、冥王星牡牛座。ビットコインが生まれたのも冥王星山羊座で土のサインという共通点があります。
やはり土のサインはお金なんです(触れる、確認できる、安心できる物=お金)だから次の通貨の概念の破壊と再生は土のサインだろうと見ています。
筆者は冥王星牡羊座あたりで死ぬし、受け継ぐ子供もいないので、既存の投資で十分かもしれない。ただブロックチェーン自体は「取引の公明な記録を残すこと」であり、身分証明であったり、著作権管理であったり、あらゆるネットインフラの土台の技術。なので今後ブロックチェーン関連には沢山のビジネスチャンスがあると思っています。
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