冥王星水瓶座時代に鍵を握りそうな、IQ上位2%のギフテッドについてと、ジャッジできないルール無視の時代が来るのでは?といった未来予想的な記事です。
生きづらさ「IQ上位2%のギフテッドとは?」
知能検査ってご存知でしょうか。実は自分の周囲にはギフテッド(IQ130以上の人)と言われる方が多く、IQの高さによる弊害が話題に出ます。
ちなみにIQ130と聞くとMensa(IQ130以上の天才の組織)を思い浮かべる方が多いかもしれません。一般的には、「IQは高いほど良い」と思われがちですよね。
ただ実際は言葉の発達が遅れ、コミュニケーションで失敗してしまうケースも多いんです。また周囲と考え方が異なるので、そのままイジメや不登校に繋がることも…。
実はIQとは「20差があると会話が通じない」と言われており、低すぎても高すぎても問題になります。特にIQが高い人を理解できる人は少なく、大体が高い方が下に合わせて生きづらさを抱えるケースが多いです。
またギフテッドは感覚が敏感で、音、光、匂い、触られる事も苦手なことが多く、道徳にも非常に敏感。そのため社会生活が辛くなるケースもあり、高IQを社会で活かせない傾向があると言われています。
またこの「IQ」と「ギフテッド」はイコールではなく、突出した創造性を持つ子供全般を「ギフテッド」と定義しているようですね。公立の小学校、1クラスに1〜2人くらいが該当するので、とても身近な存在とのこと。
ただ生きづらさというのは知能と関係しているらしく、中でもIQが高い人は雑談が苦手で、悩みも深くて重くなりがち…。しかもある程度IQが一致しないと会話も成立しないので、浮いたり、孤立しやすいとも言われています。
大体が学校生活に問題を抱え、知能検査「WAIS(成人)・WISC(児童)」を受けて、IQの問題に気が付くケースが多いようですね。
そもそも占星術はある程度IQが高い人向けの趣味なので、当ブログのアンケートに感想をくれている方々も、「ギフテッドでは?」と感じる方が多い印象です。気になる方は、調べてみてもいいかも知れません。
>>WAIS-IV・WISC-IV知能検査とは?
そんな話をたまたま師(※現在弟子は取っておらず、私が勝手に心の師、母や父だと思っている方です)に振ったら、「うちの子もIQが140超えてて、学校生活は苦労して」と。
「あぁ…やっぱりな〜」と。そもそも師が普通じゃないんですよね…。何ヶ国語できるの?何冊頭に辞書いれてるの?、世界中の歴史を裏の裏まで知ってる〜!て毎回驚くことばかりで…。
実は今回、これまでブログでは話してこなかった、身近な人間関係のエピソードを紹介しつつ、マイノリティの世界をシェアしてみようかと思います。
2E(発達障害)、不登校の子供達が輝く時代に
周りの子供が楽しいと感じることも楽しめなかったり、適応しようと神経をすり減らして不登校になったり…イジメにも遭遇しやすく、理解者もいない…。
そういった生きづらさを感じるギフテッドや2E(発達障害とギフテッドの能力、どちらも持つ人)の支援が話題になっていますね。
これから始まる冥王星水瓶座時代のキーワードは知能ですが、水瓶座のルーラーである天王星は、理解者や仲間、高度な知能、孤立や孤独、仲間はずれや不登校も支配しています。
これらのワードは、ギフテッドの特徴とも一致しており、天王星はジェンダーレスも支配しています。実はギフテッドも、ユニセックスな雰囲気を持つと言われているんです。
また昨今、少子高齢化にも関わらず不登校の生徒数は過去最高を記録。中学生の不登校数は、クラスに2人の割合なのでギフテッドの数とも比例していますね。
>>小中学生の不登校、過去最多の24万4940人(読売新聞)
>>【2023年最新】小学生の不登校、クラスに何人いる?どの学年が多い?
またデジタルネイティブの高度な質問や疑問に、大人側が対処できていないと感じることも増えました。自分自身、子供に「一体なにが正しいのか」を教えてあげられるだろうか…と感じることがあります。価値観も激変しており、大人だって不安に襲われるような時代です。
特に今後はAIも登場し、単純労働の時代ではなくなっていくでしょう。「飛び抜けた才能」「独創性」「創造性」を持つギフテッドは、否定的な扱いではなく、より注目される存在になっていくかもしれません。支援ももっと手厚くなるのではないでしょうか。
ギフテッドとは?
人より突出して勉強や芸術、運動、リーダーシップなどで才能を持つ人たちのことをギフテッドと呼びます。 彼らはIQ(知能指数)が高いだけでなく、さまざまな分野で優れた才能を持っています。
親御さんも「うちの子供は不登校で…」なんて悩む時代ではないかもしれません。何か得意な事を探してみたり、自由にさせてあげる事が才能を伸ばすヒントになるかもしれません。専門機関に相談してもいいでしょう。
師のお子さんも不登校だったようですが、暖かく見守り、その後は高偏差値の高校へ進学し、難関大学を卒業。今は物作りをしているそうです。
師「(ギフテッドや2Eは)親がどう接してきたかで変わる。特に中学生〜高校生が分岐点。理解してあげる事が大切」だと教えてくれました。
そんなギフテッドが親密になれる人の条件は、興味のある特定の分野において、知的好奇心を満たしてくれる人、場所、ツール、理解者となっています。
ただIQが高い人は「今」ではなく、物事を「先読み」するので、周りが付いていけなかったり、ひんしゅくを買ってしまう事があります。そのせいで安心して本音が言えなかったり、話しができなかったり…。
特に昨今はちょっとしたSNSの会話でも、わざわざ絡んで炎上させに来る人もいますよね。当たり屋のような人たちです。これに関しては、下記でも話題にしています。
この前の師とのお茶会では、そういう方に絡まれた場合、どう対処したら良いですか?という事を聞いてきたんです。
師「Twitterに集まる人は、有象無象。自分で正解を見極められたり、選べる人しか使えない。これからの時代は、人も情報も『自分で選べる時代に入ってきた(自分次第、自己責任)』今は生活に余裕がなく、楽な方に流れていく時代。生活に手いっぱいだけど、戦後の余裕のなさとは違う。昭和の頃までは隣近所が助けてくれる時代で、心の豊かさはあった。それが平成からなくなって、心の余裕がなくなってきている」
私「なぜそうなってしまったんですか?」
師「日本人としてあるべき教養を持っていないから、子供に教えられない。40代より上の世代は戦前世代の祖父母から教えてもらっていたが、受け継げていない。日本人から思慮がなくなった。堪え性がなくなった、想像力がなくなった。」
私「例えば自分なら世界の苦しい現実(弾圧とか貧困とか)そういう人もいて、日本は本当に豊かで恵まれているんだよって伝えたり、諭すのもいいのかなと思ったりしますが、それじゃ意味ないですか?」
師「今の人は自分の見ている小さな世界が現実。それしか見えていない。見た事も聞いた事もない苦労話をしても意味がない。それより今の自分の悩み(お金だのモテないだの)の方が大きいし、無駄な労力になるから。悩みを聞いてあげて、それだけに留めたらいい。アドバイスしない、諭すこともしない、女性は共感だけが必要なことが多い」
私「ただ共感できないのに表面だけ共感しても、嘘になってしまいますよね…。後になって「あの時共感してたのに!」て責め立てられるリスクもある。LINEやDMのスクショを友人にばら撒かれる時代です。理解しようという努力はしますし、寄り添いますが、外に出るようになった以上、無責任な共感は嘘と同義にならないかと悩んでいて…」
師「ただ、そういう人が目の前に現れたのは、(あなたが共感できないと思っていても)そういう要素が自分にもあるから。この世は鏡なので、自分がまず(気がついて)やめること。」
なるほど…。ただ師も自分の行動を振り返って改善しなければと思ったエピソードを教えてくれたり、これは「誰にでもある事」なのかもしれません。
ただそれでも「自分が引き寄せている」って言われると、それを受け入れるのは難しいものがあります…。現代的な言い方だと「自己責任」って事ですよね。今の日本人がもっとも嫌うワードです。
でも「関わる人、情報、場所」は「責任を持って、自分が選ぶ(自分が引き寄せているから)」ということで、人を責めるのは違うのかなとも思います。が、これは迷惑行為を許すという意味ではありません。
冥王星山羊座時代(2008年〜2023年)ってSNSの利用も含めて、精神的に自立ができた人が大きな権力や力(冥王星)を獲得できた時代なのかもしれません…。自分は一定の距離が人間関係には大切だな、ということを学びました。
古神道の行者は寄り添うのが仕事「ルールなき時代」
このところ、もう何も信じられないって出来事をニュースで目撃することが増えました。人の価値観も、土星魚座入りしてから大きく変わり出していると感じます。
表面的には「いい人」「聖人」なんて演出が長けた人も、裏では全く別人であったり…。キラキラしたステージの裏側は全く別物であったり…。
そういう出来事にたいして、誰も驚かなくなったというか…。自分もこの10年ちょっと、そういう人ばかりを見てきて、人間不信に陥っている部分もあります。実は、自分はとても傷つきやすく、失望しやすい面があるんです。
金星×海王星90度があるので、人のことを疑うことが嫌だったり、どこかで「信じたい」というか…。ただ、人間は性悪説が正しいのでしょうね。人の狡賢さもグレードアップし、騙す技術も巧妙化。その舞台がSNSでした。
リツイートやいいね数もお金で買えるし、不自然な印象操作も可能で、業者もたくさん存在している…。だから筆者は、SNSは「ほどほど」が一番いい距離感なのかな?と感じています。
振り返ると、海王星魚座期(2011年〜2025年)って、精神性の変化だった気がします。精神(内面)が変化すると、見える現実も違って見える。だから変化は内面に起きた時代だったのかもしれない。
前にQ&Aで「火星蠍座の女性」の質問を取り上げたのだけど、彼女はまさにこの時代にやるべき事をしっかりやっていた人なんだろうなって思う。
これまで話題に出してきた天王星は、数学的な理解力を重視しており、「曖昧」を理解するのが苦手。そのため、「YESかNO」「白か黒」しかないんです。ただ筆者は最近、「曖昧(ジャッジしないこと)」が非常に大事だなって思って。
「白か黒か」→「どっちでもいいか」
「宇宙人は存在するのか」→「どっちでもいいか」
「男性か女性か」→「どっちでもいいか」
「私たちは付き合っているのか」→「どっちでもいいか」
このような感じ。この感性は海王星ですが、同時に「(一方的に)信じない」こともセットです。まず「思い込みではないか?」と、一旦冷静に考える「時間」が大切だなと思って。
実は「すぐジャッジ」というのは、海王星系の騙されやすい日本人には、危険じゃないかと思って。筆者も最近「ジャッジしたらダメなんだ」って思う事が増えてきたんです。
例えば「100%相手を信じること」もジャッジだし、かと言って不信感を持っても「(とりあえず)まぁいいか」と。一旦受け流すことも大事だなって。この概念は、以前チャクラの記事にかいた「第6チャクラ」の領域です。
以前師にも、「古神道の行者は寄り添うのが仕事。スパッと切ってはダメ」と言われたことがあり、古神道の行者というのは、海王星のマスターなんだろうな、と。
でもこうした感性のベースには、土星や天王星の自立心や知性が必要でしょうね…。以前修験道の修行を聞いた際も、「え?それって死なないんですか?」て驚いたのですが…。
師「これがなかなか死なない。でも江戸まではバンバン死んでた」と。
私「う〜ん……(絶句)」
海王星はやっぱり、肉体と精神の鍛錬の先にしか掴めない、すごい世界だと思うな。単体だと幼稚で、ファンタジーの住人になってしまうけど。そういう修行僧的な人を見たら、スピ系の「?」な人も考え方や立ち振る舞いが変わると思う。
とはいえ、この「寄り添う」って本当に難しい概念ですね。曖昧や優柔不断とも違うし、簡単なようで本当に難しい。おうむ返しとも違い、ベースには達観した考えやきちんとした1本の軸が必要。
自分はそんな師の「寄り添い」の元、自分で考え、行動し、何かを発見するたびに「ああ、これがあれか!」て納得して、すごい時間がかかって、ここまで這い上がってきた。それでも毎年、毎年、自分の中で発見があって、その度に「伸びしろですね〜〜〜!!!(本田)」て。
↑「伸びしろですね〜〜〜〜!!!」
まぁもう深く考えても仕方ない。だって確実なのは人間は100%死ぬ(冥王星)ってことだけ。あとはジャッジできないことが多いでしょう。宇宙だって、全体の5%しか解明されていませんし。
人生の勝ち負けだって、あるようでない。中間の出来事にバリエーションがあるだけで、結論はみんな死ぬから結末は一緒です。
全てが「学び」だと思って、この世の体験を楽しめばいいだけで、納得するかしないかは自分次第。何を良しとするかは「人それぞれ」ですし。
ただ「人それぞれだから!」ってなると、単純に自分勝手(天王星)になりますよね。自分と相手の願望が一致することは基本的にないし、共同作業系(愛とか結婚)も幻になってくるのかなって感じますね。
現状でも、愛情が冷めないように努力することが出来る者同士だから、愛も結婚も継続できているのであって、ベースはお互いの努力。相手を気遣う思いやりがない人には、もうこの辺の共同作業は無理な時代だと思います。
「人がやっているから(人真似=海王星)」で行動ぜず、恋愛も結婚も子育ても、したくないならしなくていい。したい人だけ体験したらいい。全て「自己責任」の時代に突入するのでしょうね。
今後は昭和の頃のルールも通用せず、各々が「すり合わせ」作業をしていくこと、何が正しいのかジャッジできない時代がくると思います。
それに、結婚制度ももう意味がないと思う出来事ばかり…。いつまでも恋愛をしたいって人が多く、個人主義。ルール(土星)が通用しない社会が確実に到来していると感じます。今後はこういった、ジャッジできない、上位の思考を試されるような時代になるのかもしれませんね…天王星の知能さえ通用しないような時代が…。
あとがき
今回の記事は私のプライベートの会話とか、資質とか、そういう普段は隠している事をメインに書きました。あくまで「生きづらさ(少数派)」という視点で、自分の体験をシェアしたいなと思って。
最初の投稿では、実はもっと詳細に自分や師のことを書いていましたが、これまで「見えない人は100%騙されるだけですよね?(自分で確認しようがないですよね?)」と言い続けてきて、あまり踏み込まない方がいいなと思って。
確かにそういう世界が見える方って現実にいるのですが、中身がシッカリしている方は殆どいないと言うのが、私の実感なので。踏み込まなくていいのかなって。
実はこの記事を書いた後、1通のDMが来たんです。「自分は騙されているって気づいた」って内容です。
自分が言いたいのは「現実の体験が大事」で、「自分の人生を生きよう」ってことです。地に足をつける事がもっとも大事で、それは師からも言われていることです。
そもそもこうした「見える」というのは、現実を生きていない時に起こる現象で、悪いものだと師からは説明されました。
もちろん素養もありますが(遺伝など)、見えないのに霊能に興味を持ち過ぎる方は、自分の人生を生きていなかったり、現実逃避が理由なので、はまり込みやすく危険なんですよ。
自分の立場って難しいのですが、ある程度の知識を安全にシェアする方がいいのかなとも思ったので、一部シェアしました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。