こんにちは小室凛紗(@leo_quore)です。キロンのアスペクトを解説していきます。
キロンとアスペクトの基本的な解説
水星とキロンがコンジャンクション(合・0度)
このアスペクトの持ち主は、コミュニケーションに苦しむ人です。
子供の時代に自己表現に関して非難された経験、或いはトラウマや傷があるかもしれません。
教師や養育者が自分の才能や学習に対して理解を示さなかったか、物事を理解する方法を示してくれなかった可能性があります。
その為、学校での生活、或いはコミュニケーション、初等教育に深い傷を負っている可能性があり、苦手意識や疎外されるような出来事に遭遇しやすかったかもしれません。
自分自身の力で知的な探究や表現方法を模索する中で、コミュニケーションに関して特別な創造性(或いは異端な発想)を与えられた人です。
自己表現が苦手な人や、コミュニケーションに問題を抱えている人を助けたいという願いが根底にあり、彼らを救う事を通じ、幼い頃につまずいた自分を癒しているのかもしれません。
自分が異端である意識があるので、平均的な大衆の考え方に興味関心があり、彼らの意図を理解しようとするでしょう。
ただ自分の思いを相手にどこまで伝えていいものかわからないという、コミュニケーションの傷や、相手の言葉以上の表現(感情、表情、行動)を読みすぎてしまう、コミュニケーションの傷に関して、長い期間頭を悩ますトピックになってしまうかもしれません。
最終的には、コミュニケーションの面で癒しが必要な事を自覚するようになっていくので、会話を通して相手のニーズを満たしたり、癒す能力へと変化させていきます。
同じ悩みに苦しむ人々への深い共感能力、自己表現の手段を助けるという使命感に目覚め、同時にそれらを通じて子供時代の傷を癒していく事となります。
ただそこに至るには、子供時代の自己不信感や表現手段で発生した傷を癒していかねばならず、あなたは完璧な立ち振る舞いにこだわるか、間違いを冒さないように慎重にコミュニケーションを取ろうとするかもしれません。
誰よりも情報(言語以上のものも含め)に敏感で、会話を通じて人を癒す能力を持ったヒーラーですが、残念ながら自分に自己表現の手段を教えてくれるヒーラーは現れないかもしれません。
人に自己主張する大切さを教えられる人なのに、自分がどこまで自分を表現していいのかを掴むのには苦労させられるでしょう。
感情、表情、行動、癖、あらゆる情報を敏感に感じ取ってしまうので、人はあなたを情報にばかり捉われて感情を無視している人か、表面だけカッコつけている人だと判断するかもしれません。
しかし、実際は異端な自分を守るためには、そうせざるを得ないという事です。それは同じように幼少期に自己表現を否定された(或いはどう自己主張すればいいか教えてくる人がいなかった)異端者にしかわからない孤独でしょう。
キロンの入っているハウスの分野に根源的な傷やトラウマ、恐れがあり、その分野への取り組みや克服を通じて自由な発言、自己表現ができれば、根源的な傷の癒しへと繋がっていくかもしれません。