【天王星とキロンのアスペクト】社会の変化に努力を要求される世代は?

こんにちは小室凛紗(@leo_quore)です。キロンのアスペクトを解説していきます。

キロンとアスペクトの基本的な解説

ご自身の持つアスペクトは、以下のサイトで無料で調べることができます。

Astrodienst(外部ページ)

【初心者編】アスペクトの見方と意味を解説します【占星術】


天王星とキロンがコンジャンクション(合・0度)

非常に珍しい世代の持つアスペクトといえるでしょう。
歴史上の人物のサンプルも少ないため、データとしては未開な部分が多いという事実を最初にお断りしておきます。


このアスペクトは一般的に『疎外感を感じる経験をし、傷やトラウマから道を見つける』という、運命を背負った魂と言われています。

このアスペクトは無条件の愛情を得られないといったトラウマや傷を持っている人々かもしれません。運命的に育った家庭環境が自分を拒絶したり、社会から疎外される経験をする可能性が高いと言われています。

そのため自分の力で道を切り開くしかない、といった自立心や自由を求める傾向があったかもしれません。

視点は常に疎外感を感じる自分や、同じように疎外されている風変わりな人々にフォーカスされており、何事にも『自分を変えなければ』という態度で、キロンの持つ『傷』へ挑もうとしている魂です。

自分自身の中に沸き起こる(誰も自分の理解者はいない)という閉ざされた感情、不平等への不満、社会から疎外されている怒りや恐れから逃げず、向き合う必要が出てくるでしょう。

癒しの過程で必要になるのは、『自分自身が何者であるか』を探究し、新しく生まれ変わる事です。

いずれにせよ自分自身が何者であるかを見つける事でしか癒されない、と自覚するようになっていくので、自分を変えなければいけない、という思いからその傷に立ち向かっていくでしょう。

自分自身の傷を癒す過程で社会を変えるような斬新な創作物を世に発表すると言われています。
ある種の制限を超え、人がまだ見た事がない景色に到達するので、非常に優れた発明、或いは芸術作品を後世に残す可能性があります。

あなたが生まれた理由とは、目覚めるためにあるのです。

キロンが持つ傷は一旦受容することを要求するでしょう。しかし、その傷がなんであったかを探究することで社会に大きな影響力を与える存在にもなり得るのです。

傷を癒す旅路の中で、変わり者である、社会から疎外されている、という感覚から解放される瞬間がくるでしょう。
誰よりも先に進んだマインドを獲得し、同じように社会から疎外感を感じている人々に癒しの方向を示せる異端的な能力を獲得し、救いたいという使命感に目覚めていきます。

同時にそれらを通じて、子供時代に誰も示してくれなかった無条件の愛、社会や親から受け入れてもらえない、自分は必要とされていないという傷を癒していくことになります。

ただそこに至るには、天王星にまつわるあらゆる問題やテストに直面する恐れがあります。
例えば自分の個性を否定される、自由を奪われる、孤立、社会の変化に努力を要求される、衝動的な行動、イライラしやすい(特に音に関して敏感でしょう)伝統との衝突、などです。

しかしそれらの経験を通して、『疎外感から脱出するヒント』を見つけていくことになります。

誰よりも疎外されている人、不公平、自由に敏感で、ひらめきに基づく革新的なアイデアで人を癒す能力を持ったヒーラーですが、残念ながら自分を疎外感から救ってくれるヒーラーには出会えないかもしれません。

社会に大きな影響を与える発明や、創作物を生み出す可能性を持った人なのに、いつまで経っても自分の殻に閉じこもったままかもしれません。

他者から見たあなたは『感情を閉ざしている人』、或いは『自己改革しようと常に努力している人』に見えているかもしれません。

しかし社会や親から受け入れてもらえなかった、或いは拒絶された経験から、自分が変わらないと受け入れてもらえないという不安が強く、自己開示に苦労するだけなのです。
それは同じように幼少期に親や社会に拒絶され、孤立を味わった者にしかわからない孤独でしょう。

あなたは自分の傷に向き合うたびに強くなり、新しい可能性を手にし、拒絶される度に才能が磨かれていきます。
何らかの形で後世に残る発明や創作物を残すかもしれませんが、そこに至るには大変な困難が伴います。

人生では自分はなぜ人と違うのか、自由とはなにか、0からの可能性を探求する旅となります。
これにより独特の人生観、社会に対する視点を獲得し、社会に衝撃を与える発明や創造物を生み出す異端的な発想を持つ可能性があります。

キロンの入っているハウスの分野に根源的な傷やトラウマ、恐れがあり、その分野への取り組みや克服を通じて新しい可能性や自由を見出すことができれば、根源的な傷の癒しへと繋がっていくかもしれません。

川端康成(作家・ノーベル文学賞受賞者)、溝口健二(映画監督・社会や男性の犠牲となる女性の姿をリアルに描いた)、アル・カポネ(歴史上最も有名なギャング)、ルドルフ・ダスラー(PUMA創始者でAdidas創始者の兄)、アーネスト・ヘミングウェイ(作家・ノーベル文学賞受賞者)、C・S・ルイス(ナルニア国物語作者)、フレッド・アステア(ダンサー、ミュージカル俳優、歌手)、デューク・エリントン(作曲家・新潟市国際親善名誉市民・A列車で行こうなどのジャズナンバーを世に送り出した人物)

オポジション、スクエア、セクスタイル、トラインの有名人

主に1950年から1989年の間に生まれた人々
エイブラハム・リンカーン(第16代アメリカ大統領・偉大な解放者 ・奴隷解放の父とも呼ばれた)、樹木希林さん、齋藤飛鳥さん(乃木坂46)、レフ・トルストイ(ロシア文学を代表する文豪、政治・社会にも大きな影響を与えた)、ジミ・ヘンドリックス(ギタリスト)、ジャン・コクトー(芸術家、作家、詩人、映画監督、脚本家)、ジョージ・ルーカス(映画監督)、マーティン・スコセッシ(映画監督)、トニー・スコット(映画監督)
リンゴ・スター(ビートルズ)、ボブ・ディラン(歌手として初めてノーベル文学賞を受賞)、ラルフ・ローレン(RALPH LAUREN創始者)、村田実(映画監督・日本映画監督協会初代理事長)
山本五十六(日本海軍指揮官)、ドナルド・トランプ(第45代アメリカ大統領・実業家)、ビル・クリントン(第42代アメリカ大統領)、ジョージ・W・ブッシュ(第43代アメリカ大統領)、フレディー・マーキュリー(Queen)、シェール(歌手・女優)、三吉彩花さん、池田エライザさん
アル・ゴア(第45代アメリカ合衆国副大統領・環境活動家・ノーベル平和賞受賞者)、スティーヴン・タイラー(エアロスミス)、オジー・オズボーン(ブラックサバス)、デミ・ロバート

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