【天王星とキロンのアスペクト】社会の変化に努力を要求される世代は?【1950年〜1989年生まれのギフト】

天王星×キロン180度は、1950年から1989年生まれの方が持っている世代の『傷』です。

あなたが1950年以前生まれ(いわゆる団塊世代)、或いは1989年以降に生まれた世代であった場合、あなたが社会で交流する事になる殆どの人々は『天王星×キロン180度の傷を持った人々』と覚えておいてください。

これは、今の格差社会を読みとく上で大変貴重な視点となる可能性があります。
この世代(1950年から1989年生まれ)は絶え間ない方向転換を余儀なくされ、その都度社会の変化に順応するために努力を払わねばならないでしょう。

しかし次世代を担う、大きな発明を世に生み出す可能性を持った魂です。

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Astrodienst(外部ページ)

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アスペクトの記号図解


天王星とキロンがコンジャンクション(合・0度)

このアスペクトは1898年〜1899年生まれの人々が持つ特別なアスペクトになります。
最後に発生したのは1898年で、次回発生するのは2042年頃になります。

非常に珍しい世代の持つアスペクトといえるでしょう。
歴史上の人物のサンプルも少ないため、データとしては未開な部分が多いという事実を最初にお断りしておきます。


このアスペクトは一般的に『疎外感を感じる経験をし、傷やトラウマから道を見つける』という、運命を背負った魂と言われています。

このアスペクトは無条件の愛情を得られないといったトラウマや傷を持っている人々かもしれません。運命的に育った家庭環境が自分を拒絶したり、社会から疎外される経験をする可能性が高いと言われています。

特に1898年〜1899年生まれの人々は土星×冥王星180度(内部リンク)が重なる人々も多いため、幼い頃から貧困と虐待、搾取や利用などの経験者が目立つ傾向がありました。

そのため自分の力で道を切り開くしかない、といった自立心や自由を求める傾向があったかもしれません。

視点は常に疎外感を感じる自分や、同じように疎外されている風変わりな人々にフォーカスされており、何事にも『自分を変えなければ』という態度で、キロンの持つ『傷』へ挑もうとしている魂です。

自分自身の中に沸き起こる(誰も自分の理解者はいない)という閉ざされた感情、不平等への不満、社会から疎外されている怒りや恐れから逃げず、向き合う必要が出てくるでしょう。

癒しの過程で必要になるのは、『自分自身が何者であるか』を探究し、新しく生まれ変わる事です。

いずれにせよ自分自身が何者であるかを見つける事でしか癒されない、と自覚するようになっていくので、自分を変えなければいけない、という思いからその傷に立ち向かっていくでしょう。

自分自身の傷を癒す過程で社会を変えるような斬新な創作物を世に発表すると言われています。
ある種の制限を超え、人がまだ見た事がない景色に到達するので、非常に優れた発明、或いは芸術作品を後世に残す可能性があります。

あなたが生まれた理由とは、目覚めるためにあるのです。

キロンが持つ傷は一旦受容することを要求するでしょう。しかし、その傷がなんであったかを探究することで社会に大きな影響力を与える存在にもなり得るのです。

傷を癒す旅路の中で、変わり者である、社会から疎外されている、という感覚から解放される瞬間がくるでしょう。
誰よりも先に進んだマインドを獲得し、同じように社会から疎外感を感じている人々に癒しの方向を示せる異端的な能力を獲得し、救いたいという使命感に目覚めていきます。

同時にそれらを通じて、子供時代に誰も示してくれなかった無条件の愛、社会や親から受け入れてもらえない、自分は必要とされていないという傷を癒していくことになります。

ただそこに至るには、天王星にまつわるあらゆる問題やテストに直面する恐れがあります。
例えば自分の個性を否定される、自由を奪われる、孤立、社会の変化に努力を要求される、衝動的な行動、イライラしやすい(特に音に関して敏感でしょう)伝統との衝突、などです。

しかしそれらの経験を通して、『疎外感から脱出するヒント』を見つけていくことになります。

誰よりも疎外されている人、不公平、自由に敏感で、ひらめきに基づく革新的なアイデアで人を癒す能力を持ったヒーラーですが、残念ながら自分を疎外感から救ってくれるヒーラーには出会えないかもしれません。

社会に大きな影響を与える発明や、創作物を生み出す可能性を持った人なのに、いつまで経っても自分の殻に閉じこもったままかもしれません。

他者から見たあなたは『感情を閉ざしている人』、或いは『自己改革しようと常に努力している人』に見えているかもしれません。

しかし社会や親から受け入れてもらえなかった、或いは拒絶された経験から、自分が変わらないと受け入れてもらえないという不安が強く、自己開示に苦労するだけなのです。
それは同じように幼少期に親や社会に拒絶され、孤立を味わった者にしかわからない孤独でしょう。

あなたは自分の傷に向き合うたびに強くなり、新しい可能性を手にし、拒絶される度に才能が磨かれていきます。
何らかの形で後世に残る発明や創作物を残すかもしれませんが、そこに至るには大変な困難が伴います。

人生では自分はなぜ人と違うのか、自由とはなにか、0からの可能性を探求する旅となります。
これにより独特の人生観、社会に対する視点を獲得し、社会に衝撃を与える発明や創造物を生み出す異端的な発想を持つ可能性があります。

キロンの入っているハウスの分野に根源的な傷やトラウマ、恐れがあり、その分野への取り組みや克服を通じて新しい可能性や自由を見出すことができれば、根源的な傷の癒しへと繋がっていくかもしれません。

川端康成(作家・ノーベル文学賞受賞者)、溝口健二(映画監督・社会や男性の犠牲となる女性の姿をリアルに描いた)、アル・カポネ(歴史上最も有名なギャング)、ルドルフ・ダスラー(PUMA創始者でAdidas創始者の兄)、アーネスト・ヘミングウェイ(作家・ノーベル文学賞受賞者)、C・S・ルイス(ナルニア国物語作者)、フレッド・アステア(ダンサー、ミュージカル俳優、歌手)、デューク・エリントン(作曲家・新潟市国際親善名誉市民・A列車で行こうなどのジャズナンバーを世に送り出した人物)

天王星とキロンがオポジション(180度)を考察

こちらのアスペクトの解説は後日公開予定ですが、このキロン×天王星180度の時代の考察をこちらで余談的に取り上げます。

このアスペクトは1950年〜1989年まで続いており、世代の傷となっています。どうもこの時代と90年以降では、人々の価値観が大きく激変したと感じるんです。

もちろん、この時期は天王星×海王星0度の影響もあるでしょう。色々な転換期だったのかな?とも思っています。

ただ90年以降生まれの感性が変わっているというより、89年までの人々の感性の方がやや夢見がちで、前時代(戦前生まれ)とは変わった感性を持っていると筆者は思っています。プラスに捉えれば「ギフト」

しかし90年からは本来の競争社会、格差社会(日本も戦前は階級社会でした)に戻っていると感じます。筆者はここを、風の時代の競争元年と見ています。

昭和世代は時代の変化にとまどい、価値観を根底から覆される状態が続いており、キロンの傷は癒やされているというよりも、天王星的なもの(理論、知性、IT)を避けたい、海王星的なものにすがりつきたいという感じに見えています。

ただキロンとは癒やされないと、ヒーラーにはなれません。
西洋は積極的にITを受け入れ、変化のたびに傷つきながら発展していきました。

しかし日本はこれを拒絶し、アジアでもIT後進国を選びます。
この変化を受け入れる(天王星)こそ、実は「ギフト」であったと思っているんです。ここに乗っかる事ができていたら、当時の繁栄を維持する事も可能だったでしょう。あの時代、どこの国よりもITが進んでいたのは、実は日本だったのです(YahooはGoogleよりも先に生まれています)

筆者は何度も当ブログで「キロンはヒーラーになれない」と発信しています。
理由として、日本は海王星の国で傷に関して自己憐憫やヒステリーが起きるだけで、理論的に立ち向かおう、変化しよう、可能性に賭けようとしないからです。

キロンは知性なので、知性で傷を捉えないと癒せないので、ヒーラーにはなれません。

昭和の幻想にすがりつき、努力しようとせず、変化しようとしないので、極東アジアで日本だけ経済が後退しています。世界的に見ても、異常な状態にあります。

もう一度このキロンを考察する中で、キロン×天王星を知性で捉え、癒しの道を考察できるといいなと思っています。

★西洋と東洋のマインドの違いを考察

このようにキロンの傷を癒すには、知性が必要になると思っています。
ただ元々西洋人とは天王星マインドで、知性で考える面があります。合理的ですし、整理されている印象。

占星術は西洋人の正義をまとめたものなので、この違いを理解できていないと(特に西洋のネットからのコピペは)日本人に対しては全く違う事になる事があります。

この西洋と東洋の違いは、戦前世代までは普通に理解していた事です。
60年代まではTVでも普通に語られてきた事で、この違いを理解できていたから、世界でも戦えました。西洋人と同じことをしても失敗してしまうのです。

下記の動画では、川端康成三島由紀夫が、日本人と西洋人は違う、という当たり前の事を、当たり前に理解した上で、日本文化の考察と評価をしています。

昔の日本人はゆっくり喋るので、優雅ですよね。
昭和の頃は街全体が「ゆっくりした」ムード。

川端先生がいかに面白くて魅力的な人か、よくわかります。
会話に常に予測不能な回答を入れて、反応を試しています…これはかなり知的じゃないと会話に付き合えないでしょう(焦る2人が可愛いですね)

三島先生の方は海王星系の話し方ですね(人相は火星が強いですが)
言葉遣いも美しく、優しい雰囲気が漂っており、本来の海王星の芸術センスを美しい立ち振る舞いから感じ取ることができます。

川端先生は常に自分を客観視しています(眼球もモロ天王星系)
「謙虚」とは、このように自分を客観視(天王星)できる知性があってできる事なのかもしれませんね。

そんな川端先生は天王星×キロン0度を持っています。
そう、実は誰よりも客観視が苦手で理論的に思考するのが苦手なのです。

この天王星×キロンは孤立と関連します。
川端先生のファンなら、彼が孤児出身なのはご存知でしょう。

ただそれだけではなく、恋愛でも客観視が下手だったことは、良い側面として作品に影響を与えています。「伊藤初代」との関係破綻の傷は、この関係を「理論的に再構築した」からこそ。

海王星は芸術の星です。
ノーベル賞受賞にまで至ったセンスは、海王星を客観視できてこその力。

ただこのように、60年代までは当たり前に議論された事を、もう当たり前に誰も理解していない事が、文化の解釈に影響を与えています。

3S政策の影響もあり、TVを長時間観て過ごした人は知性に問題が出るという科学的データがあり、西洋でもTVっこは「カウチポテト」と言うスラングで風刺されています。

ただ西洋はカウチポテトがいても、天才も生まれます(ビルゲイツ・ジョブズ・イーロンマスクetc)

しかし日本は海王星が支配しており「みんな一緒」
社会全体の知性が下がれば、みんなもそこに引っ張られて下がってしまうのです。

【海王星の国・日本】愛も金も夢も幻…最凶のペテン師、海王星とは?【人相学と占星術】

ただ今後は天王星マインドで同調より離脱、信じられるのは己のみで、優秀な人材は海外に流出するかもしれません。

天王星にキロン(傷)がある世代(1950〜1989年生まれ)がどうしたいのか?ヒーラーとなれるのか?で、日本の未来は変わりそうです。

★90年代から人々の人生観が激変した?

このように「転換点」として筆者が注目しているのが、90年です。
天王星×海王星0度とももちろん、関連するでしょう。

【天王星と海王星のアスペクト】混沌とトレンドを生み出す、流行の仕掛け人は?【ネイタル】

89年から東ヨーロッパ諸国における政変が相次ぎ、ベルリンの壁崩壊で、ドイツが統一。91年ソビエト連邦の崩壊。92年11月に欧州連合が発足。

アメリカでは70年代末からのインフレと不景気が、90年代初頭からのITバブルで一変。ビルゲイツが世界長者番付で1位になったのは94年でした。

日本ならバブル崩壊が91年(正確には高尾ショックの92年頃)
人生観が一変した人々が世界中に現れた時期と一致します。

90年前後の考察記事はこちら↓

【冥王星蠍座&キロン×天王星180度】98年頃と現在の不気味なリンクを考察

ちなみに海王星は社会主義を支配します(みんな一緒やユートピア、夢や理想なども支配)
>>社会主義・資本主義との違いを子どもにも分かりやすく説明

天王星にキロン(傷)がある時期は、海王星の性質が強かったのでしょう。
ただどうも90年代から世界の感性は変化したとしか思えません。
陽気なロックが死滅したのも、この時期。

92年発売、Nirvanaの「Nevermind」でロックの世界が一変し、80年代のロックスター達は「ダセェ」「頭悪い」と、石を投げられる事態に…。

引用元URL:Wikipedia「Guns-N-Roses

こちらが80年代の「酒・ドラッグ・SEX(キメセク)」時代のロック。
すごい3つとも、海王星が支配しているものです。海王星が大好きなイケメンばかり。夢がありますね。

引用元URL:Wikipedia「Nirvana

こちらが90年代初期に一世風靡した「グランジ(古着とか汚い格好)」
恐らく直撃世代のひろゆきさんとか、これをカッコいいと思ったまま中年になったのかな?と思います。カートコバーンは容姿端麗で金星が強いので、彼がやると汚い服も美しくなってしまいます。己の感性が問われるファッションと言えますね。

ハイテンションでお祭り騒ぎ(海王星)の世界観(ボンジョビとかガンズ)から、リアリティと理論的思考のラップメタルやHIPHOP(天王星)の台頭にエンタメも変化していきます。

引用元URL:Wikipedia「Korn

こちらが90年代中期以降一世風靡した「ラップメタル(ミクスチャーロック)」
ロックとHIPHOPの融合が図られました。筆者が知っているのはKorn以降。
夢も希望もない。あるのは絶望というリアル。クソダサイいじめられっ子がロックスターになった事で(地元を含め)ロックの世界観も一変。以降はクソダサい事が重要になった気も…80年代のキラキラしたロッカーは支持率をなくしました。そしてVo.のジョナサンは、宗教を忌み嫌う特殊な生い立ちがあるのも特徴です。

この時代は「宗教に自分を壊された」という特徴がある人が多いですね。
日本では冥王星蠍座の頃のオカルトブームで、カルト宗教に熱狂し、子供が犠牲になるというカルト2世問題が起きました。彼ら2世がちょうど「カルトに自分や家庭を壊された」と思っていた頃が、この時期です。

引用元URL:Wikipedia「マリリン・マンソン

こちらが90年代中期に登場した「アンチキリスト界のスーパースター」
そう、決定的になったのはマリリンマンソンの登場でしょう。若者が海王星が支配する、神とか宗教とかを信じなくなった事で人気者になりました。日本でも即ブレイクしましたね…

冥王星蠍座が終わり、宗教(というか教祖)が破壊された事も原因かもしれません(日本ではオウム真理教事件が起きました)人々の価値観はなぜか、西洋も東洋も似たような現象となっています。

これらエンタメ界の激変からわかる事は、人々の人生観が変わってしまったという事でしょう。だから聴きたい曲も変わった。

現在のビルボードはほぼHIPHOPとなり、この面白かった時代(多種多様な融合が測られた時期)も終わっています。現在はリズムに移行していますね。

そもそもラップとは知性が高くないと韻を踏めませんし、価値も評価できません。またリリックに隠された別のメッセージにも気がつく事ができないでしょう。

そもそも楽器を買えるのは富裕層であり、今やそれは世界でもごく一部となってしまったのです(ラップはPC1台で楽曲が制作できます)

このように世界規模で価値観の変化、格差の拡大が広がったのが90年代からです。
キロン×天王星180度の傷は、引き裂かれるような痛みとなります。天王星が支配する領域に対する過剰なヒステリー、これも起きやすいように感じます。

この世代は傷を癒しに変える意味でも、知性での再構築、IT化を受け入れる、変化を受け理れる姿勢が必要かもしれませんね…。

1950年から1989年の間に生まれた人々

天王星とキロンがスクエア(90度)

後日Noteで公開予定。

エイブラハム・リンカーン(第16代アメリカ大統領・偉大な解放者 ・奴隷解放の父とも呼ばれた)、樹木希林さん、齋藤飛鳥さん(乃木坂46)、レフ・トルストイ(ロシア文学を代表する文豪、政治・社会にも大きな影響を与えた)、ジミ・ヘンドリックス(ギタリスト)、ジャン・コクトー(芸術家、作家、詩人、映画監督、脚本家)、ジョージ・ルーカス(映画監督)、マーティン・スコセッシ(映画監督)、トニー・スコット(映画監督)

天王星とキロンがセクスタイル(60度)

後日Noteで公開予定。

リンゴ・スター(ビートルズ)、ボブ・ディラン(歌手として初めてノーベル文学賞を受賞)、ラルフ・ローレン(RALPH LAUREN創始者)、村田実(映画監督・日本映画監督協会初代理事長)

天王星とキロンがトライン(120度)

後日Noteで公開予定。

山本五十六(日本海軍指揮官)、ドナルド・トランプ(第45代アメリカ大統領・実業家)、ビル・クリントン(第42代アメリカ大統領)、ジョージ・W・ブッシュ(第43代アメリカ大統領)、フレディー・マーキュリー(Queen)、シェール(歌手・女優)、三吉彩花さん、池田エライザさん

天王星とキロンがクインカンクス(150度)

後日Noteで公開予定。

アル・ゴア(第45代アメリカ合衆国副大統領・環境活動家・ノーベル平和賞受賞者)、スティーヴン・タイラー(エアロスミス)、オジー・オズボーン(ブラックサバス)、デミ・ロバート