パレスチナ問題「幸福に気付けない日本人」
最近、気持ちが沈むようなニュースが増えました。パレスチナ問題に関しては、よく師から話を聞いており、この問題は人種だけじゃなく宗教の舞台でもあり、非常に根深い問題となっています。
元々パレスチナは、イスラム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒が共存して暮らしていました。この3つの宗教の、それぞれの聖地がエルサレム(パレスチナ)にあるからです。ただ西洋諸国が中東に進出し、問題が起きます。
当時ヨーロッパは、国を持たないユダヤ人への迫害が長く続いていました。そして問題のパレスチナには、オスマン帝国からの独立を目指す、アラブ民族主義の動きで揉めていました。
(1)パレスチナに元々住んでいた、独立を目指すアラブ人
(2)国家を持たない、迫害を受けるユダヤ人
(3)中東に進出したい、西洋諸国
という構図がありました。
オスマン帝国との戦争を有利に働かせたいイギリス側は、アラブ人には「アラブの独立を支持する」と約束し、ユダヤ人には「国家の建設を支持する」と約束し、対立のベースをつくります。
世界大戦後、ホロコースト問題がクローズアップされ、「ユダヤ人国家の建設を!」というムードが強まり、国連はパレスチナの土地に「アラブとユダヤ、二つの国家を作る」としました。
ただその土地の分割で揉め、アラブ人とユダヤ人が武力で衝突。一方的にユダヤ人が「イスラエル建国」を宣言し、何度も中東戦争が繰り返されます。パレスチナに住むアラブ人達は土地を追われ、ガザとヨルダン川西岸、隣国のヨルダン、シリア、レバノンに逃れました。
元々アラブ人達が住んでいた土地は壊されたり、燃やされたり、ユダヤ人に乗っ取られたりして、現在でも衝突が続いています(今回の「ハマス」は、ガザ地区を中心としたイスラム過激派組織です)
引用元URL:外務省HP「対立」を越えて ~イスラエル・パレスチナの信頼関係を構築する
筆者の世代だとアラファト議長で問題を知った人、その後のイスラエル側によるパレスチナ自治区への武力攻撃でこの問題を知った方が多いかもしれません。
この武力攻撃により、ガザ地区からイスラエル軍と入植者が撤退したものの、周辺をイスラエル軍が包囲。深刻な生活環境の悪化が起き、西岸地域では巨大な「壁」が建設されました(現在、ガザと西岸では支配する組織が違い、交渉が進まない状態が続いています)
余談ですが、当時NHKでガザ地区から毎日中継していた鴨志田さんは、現在でもこの問題を追いかけているようですね。下記↓でより問題が理解できるのでリンクを貼っておきますね。
>>パレスチナ問題がわかる イスラエルとパレスチナ 対立のわけ(NHK)
ただ実はこの地域、約2000年ほど前にローマ帝国に滅ぼされた、ユダヤ人の国家があった場所とも言われており、「ここは、私たちの国だ」という「歴史問題」でも揉めているんです。前に冥王星の記事で「権力の構図」を話題にしましたが、そういう「長い歴史」がヨーロッパ(や世界全体)にはあります。
筆者はよく師から「日本は本当に恵まれている」「恵まれすぎてて、その幸せを理解できていない」と聞かされてきました。確かに、その通りだと感じます。同じ民族なのに、仲良くさえしない。騙し合いを平気でやっている。
師との会話では、よくパレスチナ自治区とチベット自治区の話題が出ます。このパレスチナ問題は、ユダヤ人、中東問題、宗教問題、ヨーロッパの方も巻き込むような大きな問題で、小さい話では済まないかもしれません。ただSNSから情報を取るのは危険だと思います(SNSは海王星で、ミスリードに注意が必要)
筆者は以前から、「アジアと女性の時代」が来るのでは?と発信してきました。権力の構図に何か変化があるような気がしているんです。どうなるかわかりませんが、全てに意味があると思い、最善を尽くすしか庶民には出来ないかもしれません。1人1人の意識なのかなって、争わないっていうのは。
2024年から「世界は欠けていく月に入る?」
下記の記事で筆者は「2023年は過去の清算」、今後世界は「欠けていく月」に入るのでは?と話題にしました。
月相は「生活環境の変化」を見ます。
ここでは、海王星×冥王星0度を新しい人類の「浄化」と「破壊」のサイクルと定義し、世界大戦を「新月」と位置付けました。で、東西冷戦の終結(ベルリンの壁の崩壊がありました)をファーストクオーター期、今が満月で、ここから欠けていく月に生活環境が入るのでは?としました。
世界はこれから、ディセミネイティングムーン期(225度 ※人への支援、思いやり、愛情、人間関係が大事)に入ると筆者は感じた、という事です。
(2024年7月15日追記)
これは地球のルネーションサイクルとして、西暦で完全に可視化することができました。3000年分世界史を検証した結果、サイクル的にやはり、2026年から「ディセミネイティングムーン」にはいるようです。
現在冥王星山羊座は28度で、年末に再度29度に入ります。その考察の前に、地球のルネーションの記事は、下記にまとめてあります。
45歳以下が社会システムを変える?
サインの度数で、29度は「未来を予知する」とも言われています。
山羊座29度で明るみに出たジャニーズの問題は、今後起きそうな世代交代と世代間闘争を予感させました。年末に再度29度に入るので、別の社会問題が出てくるかもしれないと感じています。
筆者は以前から、70年代生まれまでの世代と、80年以降生まれでは色が違うと感じていると発言してきました。70年代までは(旧社会的な)、しっかりとした土星的なものを感じる為です。
今確認した所、1979年生まれの方は2024年に45歳になるんですね。2025年には完全に水瓶座時代ですが、70年代生まれまでの方が全員46歳、2026年(ディセミネイティングムーン入り)なら、80年生まれ(81年のグレコン前の世代)が全員46歳になります。
そうなると占星術の年齢域でも、バイオリズム的にも、「個人での役割」が終わり、自分の成果(木星)を社会に還元するターンに(占星術的には)入るのかなと感じます。
このタイミングは偶然なのでしょうか…?全く新しい時代が始まる予感がしますし、社会のシステム(水瓶座)も大きく変化しそうだと感じます。
1つのターンが終わるのは占星術がお好きな方なら冥王星のサインでわかるかと思います(冥王星魚座で1つの仕組みが崩壊する)。ただ媒体を特定した霊視ができる人々も、同じ話をしてきました。
今地球が大きく変わるターンにいて、最初の世代が80年代、次が90年代、90年代生まれが産んだ子供がより高い場所に地球をしたいという意志で入ってくるという話です(本当かどうかわかりません。当たり前ですが念の為)
これは結構前から世界中で言われており、「あれは本当なのでしょうか?」と、この前のお茶会で聞いたんです。自分はこういうのはあまり信じておらず、媒体を特定した霊視ができませんので、ずっとスルーしてきた話題でした。でも何だか気になってしまって。
師から聞いた内容はここでは開示しませんが、地球が過渡期にいるというのは、誰もが感じていることだと思います。ジェンダーフリーもそうらしく、新しい試みを人類が目指す流れが来るようです。
来年から、地球のシステムや在り方を大きく変えようと動くかもしれませんね。わかりませんが…。ただそもそも古い価値観を捨てたがったのは、戦後生まれの昭和世代から。(追記ですが)ルネーションで見ると「満ちていく月」で生まれた新世代の人々です。
また木星は人間関係ですが、木星期に入る天秤座世代は人間関係を表す天秤座が権力の冥王星にあります。個人のパワーを人へと受け渡すような、まるでディセミネイティングムーン期にぴったりな人々です。
ただ個人的に気になるのが、社会保障とか介護、あとは農業と自給率です。バーチャル頼みだった人間が、逆にリアルの問題に苦しむのではないかな〜と。サバイバル(天王星・水瓶座)の方です。
ただこれも、地球のルネーションサイクルで、6ハウスに該当するような時代だと感じます。食べ物や人間関係が大事だと思い直すターンが来るかもしれません。
終わりに「どん底から這い上がる、生き方の話」
よく「無理しない」「頑張らない」といった話をしていますが、自分は海王星90度が太陽と金星にあるので、甘言には気をつけたいと思っています(人をダメにするし、自分も依存され、双方が迷惑を被るため)
実際、厳しい事を言ってくれる人が大切です。そういう人を大事にした方がいい。筆者なら師がまさにそういうタイプで、全然優しいことを言ってくれません笑。でも、厳しいことを言ってくれる人が日本では信用できます。それは間違いありません。
もちろん、甘言が言いたいわけじゃないのですが、私の場合は生い立ちや人生が特殊で、生死の境を潜り抜けてきました。首を吊って生き返るとか、拒食症で死にかけるとか、そういう壮絶な頑張りの末の破滅を知っているので、「生きてるだけでいい」「自分の納得した人生を」と思うんです(※死ぬくらいなら)
↑処方箋薬物の断薬地獄から這い上がる過程を記事にしました。
ただ「コツコツやろう」とも言っています。怠ける事は推奨していません。実際、「無理のない範囲で継続」が最強なんです。時間はかかりますが、時間を味方にするのが最強です。
投資だってそうでしょ?すぐリターンが上がる投資なんてまず「危ない」。人生って、そういうもの。例えばバレンタインにチョコを買うのは「高値掴み」になりますが、15日に半額になるチョコは「バリュー株」です。ただホワイトデーに渡せる品をここから選ぶのは難しい…。
ただ負けない手堅い戦略ばかりを考えても、「ワクワク」がない。そう、月を重視しないと、そこに幸福感が伴わないんです。だから人生は乾いた砂漠みたい。
内山田洋とクール・ファイブ「東京砂漠」
まさに筆者の心は「東京砂漠」。今は娯楽が溢れた時代ですが、結局は人が大切だって最後に思うと思うんです。自分自身、最近人生は勝ち負けじゃないと思うようになりました。
今年は精神的に非常に辛く、同時に生きる上で大事な事は何だろう?と考え続けました。プログレス太陽×金星がオーブ圏内に入っているのもあるかもしれません。
表面だけは器用に、別人になれたような気もするし、色々な経験も積めたように感じます。ただ一周回って「ゼロ」なんじゃないか?と。変化がないんです。変わりたいと思って変わったのは、「カイジ」にジョブチェンジしたくらい。
今ではブログで「どん底から這い上がる、生き方の話」を説くようになりました笑。ただ「カイジ」の面白い点は、権力者(冥王星)の言い分が間違っていない所です。ど底辺のクズがギャンブルで一発逆転を狙えるなんて「虫が良すぎる」と。
ただ自分の「頑張らなくてもいい」という言葉は、辛い時に自分が自分自身に言ってあげてほしいなと思います。無理のない範囲で継続できていたらいいんです。
私が書く「どん底から這い上がる、生き方の話」は、「なんでもコツコツ、継続しよう」になるかな。継続だけしていたらいいんです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。