- 世話をする
- 愛情に満ちた環境を作る
- 自分がやりたい事だけやる
- 帰属意識
- 冒険より安全
- リスクを取りたくない
- 所有欲が強すぎる
- 成長する気がない
サビアンシンボルとは?
人生のテーマと向かう場所
牡羊座1度から始まった勇者としての旅の最終章が、この度数。
どこか達観したような落ち着きが出てくる第6グループの最終形態があなたです。
そんな牡羊座30度の勇者は、わざわざ魔王を倒す必要はない事を悟ります。
世界とは悪と正義だけで成り立っているのではなく、あらゆる相反する性質同士がただ存在しているだけで、お互いの要素が反発し合うから強化され、進化して行くのだと理解するのです。
世界の発展に必要なのは敵対ではなく、共存を模索する事。
違う価値観の人々の存在を否定せず、まずは自分のホームを愛ある環境に整える事が先決であると思うのです。
そんな牡羊座30度の勇者は、本来あるべき姿、場所に戻る必要性を感じます。
この度数は行き詰まりを感じる度数なのです。
もう自分には先がないような、成長できないような感覚、
自分の限界を感じて、元いた場所に帰って行くイメージです。
タイトルの『アヒルの池とそれが育む子供たち』のアヒルの池とは、安全なホーム。育む子供たちとは、子供を育て世話する、愛情に満ちた姿です。
牡牛座の穏やかでのんびりとした性質と、
牡羊座の正直でありのままの姿が融合しており、欲のない印象でしょう。
そんなあなたは『愛情に満ちた環境』と『自分の人生』を結びつけて考え、
豊かで幸せに暮らすには、無理をせず、やれる事だけやればいいのだと気がつく人でしょう。
牡羊座30度の勇者は、この世界を平和にするには『自分のホームから』という結論に至ります。
牡牛座の影響を受けており、穏やかな人ですが頑固で融通が聞きません。
行き詰まり感を感じますので、上に上にという意欲は薄め。
大事なのは身近な人々の世話や、周囲が生き生きとする事を支援する事。
個人としてやりたい事はあまりなく、成長欲がないといえばありません。
しかしもっとも本質をついている人物でもあるのです。
タイトルの子供とは、若者や後輩の育成とも解釈できます。
コミュニティへの帰属意識を持ちながら、下を育成したりケアしたいと考える人です。
ただそのせいで自分のニーズを無視してしまう場面があるかもしれません。
どこか欲のない、けれどリスクを取ろうとしない姿勢が目立つでしょう。
この度数は自分の限界を自覚している度数です。
ですから身の丈に合わない事はしたがりません。
牡牛座の要素が入り込んできますので、自分の心地よさを最も大事にするのです。
性格
しかしよく知ると、人間の本質をついた聡明な人物であると気がつくでしょう。
自分の限界を自覚しており、出過ぎた態度は取りません。
しかしやる気がないわけではありません。
いつも周囲を見て励ましたり、笑顔にさせるメンタルケアが得意。
ただ牡牛座の頑固で融通の効かない面を持ち合わせていますので、
周囲が「やりなよ」といっても本人が納得しないと動かない面はあります。
自分が馴染みのある場所、店、人、趣味趣向を最重要視します。
このシンボルは『家族の問題』とも関連した度数です。
何か家族や仲間といった人々との関係から精神の成長をしていくかもしれません。
無理をせず、互いを思いやる気持ちが大切と思っている優しい人で、
相手にプレッシャーを与えないように、常に自然体でいようとします。
こういった姿勢が人からの信頼性となって返ってくる人です。
帰属意識を持ち、どこか所属できるホーム、居場所がほしい人でしょう。
今の状態(オラクル・運気)
この時期は自分のことより、
周囲のケアや後輩の育成をメインに考えるといいでしょう。
平和な環境とは、結局は自分の周囲から作り出して行くものなのです。
自分の身近な人も愛せない人は、世界も平和にできません。
この時期は『ホーム』をテーマに、平和を模索しましょう。
人生を豊かにしてくれるのは、結局は家族や仲間なのです。
行き詰まり感が出てくる度数なので、成長ばかりを考えると行き詰まります。
牡牛座の要素が入り込んできますので、自分の心地よさを重視しましょう。
身の丈をわきまえた態度が信頼に繋がっていきます。
自然体でいきましょう。
慣れ親しんだ場所、懐かしい人に打開のヒントがある暗示。
またこのシンボルは、家族とも関連しています。
家族の問題が発生する可能性があります。
従属的な感情の為に自分を犠牲にする問題が出てくるかもしれません。
参考文献と資料
https://collections.nlm.nih.gov/catalog/nlm:nlmuid-9410623-bk