- 順応性
- 流れを読む
- 変化
- 防衛意識
- 実感がない
- 一貫性がなく、不誠実
- 表面的で流されやすい
- 肩身が狭い
サビアンシンボルとは?
人生のテーマと向かう場所
この牡羊座7度の勇者は、村とお城の行き来を楽しみ、移動した時に吹く、見えない”風”の存在に気がつきます。
(この風とはどこからきて、どこへいくのだろう…?)
そんなある日、王国に革命が起こって、王様が失脚します。
勇者は驚きます。
(え?たった1日で王様から犯罪者扱いにされちゃうの?何で?どうして?)
そんな牡羊座8度の勇者は、国民感情(潮目)に興味関心を持ちます。
この世には絶対というものは存在せず、
なにか不思議な変化を予感させる、風というものがあると気がつきます。
タイトルの『風になびくリボンのついた大きな帽子、東に向いている』とは、
そうした目に見えない風から自分を帽子で守りたい、と思う心理です。
またどこの方角から風はくるのか見極めたい、という思いが『東』という方向を見定めている姿で表現されています。
こうした繊細な感性や敏感なアンテナを獲得するのが、この度数。
しかし風見鶏のように流されてばかりで、不誠実であるとも言われています。
この度数は防衛心が強く、自分を守る事ばかりに気を取られやすい人です。
他者や社会の空気ばかり伺って、肩身の狭い思いをしやすいでしょう。
そんなあなたは『潮目』と『自分の人生』を結びつけて考え、
豊かで幸せに暮らすには、時代のアンテナを読んで動く方が安心だと思うようになります。
しかし成熟したアンテナには、まだ到達していません。
読みすぎて逆に何をやってもうまくいかないのが、この度数。
風ばかり読んで、時代に翻弄される恐れもあり、後々『一貫性がない』或いは『読み間違えた』という経験をするかもしれません。
牡羊座8度は動くのを嫌い、観察から動きを理解しようとします。
ある意味純粋で、状況に影響を受けやすい人です。
状況次第なところもあり、状況がよければどんどん波に乗れますが、一旦悪くなるとどこまでも悪くなります。
この度数は焦りが強く、焦りから安易な道に流れない事が大切になります。
元々防衛の視点から考えるので、頭で考えてから動くのは得意でしょう。
あとは読み間違えないように、軌道から外れないようにするだけです。
この度数は表面的になりやすく、中身のある実感が持てない傾向があります。
人や社会のニーズばかり追いかけすぎない方がいいでしょう。
ただあらゆる状況に対処できる、勘と知恵は人生にプラスに働きます。
性格
チャートで海王星か魚座が強い場合、混沌としやすいかもしれません。
本人は考えているつもりでも、表面的になりやすい面があります。
表面だけ取り繕って生きると、生きている実感がなくなっていきます。
社会や人の顔色ばかり伺いすぎない方がいいかもしれません。
牡羊座は純粋ですから、相手にもろ影響されてしまう恐れがあります。
悪い仲間に染まる事も、いい環境に染まる事もできる度数です。
牡羊座7度の勝ち負けにこだわる姿勢に応用力が加わり、
勝ちの状況を見極めたり、機が熟すのを待てる賢い人です。
アンテナを立てているので、状況の変化に気がつきやすいでしょう。
タイミングを掴むのが上手な人ですが、タイミング待ちな面も…。
目に見えないものに敏感に反応し、繊細で疲れやすいかもしれません。
この繊細な感性は、あらゆる分野で活用できる強みでもあるでしょう。
今の状態
周囲に振り回されやすいので、行動は慎重に。
焦ると後で一貫性がないと言われてしまうかもしれません。
敏感なアンテナが立っていますが、
動くよりも人や時代の動きや空気を観察する事に向いている度数です。
変化する事も可能ですが、何かに突き進む時期ではありません。
風に翻弄されないように、安全なものに掴まってリスクヘッジを。
神経過敏で疲れやすいので、良い環境で過ごす事を意識すると良いでしょう。
環境に染まりやすいので、良い環境の有無が重要になります。
この度数は成熟した読みができない傾向があります。
読みすぎて何もできないような状況も暗示されており、表面的な行動にはご注意を。
参考文献と資料
https://collections.nlm.nih.gov/catalog/nlm:nlmuid-9410623-bk