- 他者との協調
- 対立を避ける
- 外交官
- 戦略
- 同時進行
- 気まぐれ
- 二重生活
- 敵対
サビアンシンボルとは?
人生のテーマと向かう場所
誰から倒すか(残りのHPが少ないものか、仲間を呼んでくる面倒な奴からか)多角的に判断し、チームプレイを意識して動きます。
前衛の物理攻撃者、後衛の補助魔法士、スナイパーライフルで狙撃する者。
それら総合的な能力と特性を活かし、協調して自分の立ち位置を決めていきます。
タイトルの『二つの領域でうまく自己表現している男』とは、
2つの相反する性質を行き来する事で、バランスが取れる男を意味します。
仕事のオンオフをはっきりする。昼の顔と夜の顔。
奇抜な趣味とお堅い職業、プライベートと仕事で付き合う人を分ける、等…。
こうしたメリハリのある姿勢によって、パフォーマンスが上がる人です。
1点のみに集中する事を避けるものの、極端から極端に走る傾向もあります。
牡羊座7度は、警戒心が強く保守的な度数です。
リスクを回避する戦略を練ることが得意で、対決を避けるための外交的なセンスを獲得しています。
しかし成熟した相互作用や協力にはまだ到達していません。
冷静で乱れのない態度を保つことが難しく、注意力散漫で突然の思いつきで脱線しがちとなりやすいでしょう。
自分が理解できる範疇での協力関係を望み、手に負えないような暴力的な仲間と協力するのは苦手です。
チームプレイの知識や経験が不足しており、『対立を避けたい』という弱さが潜んでいるのです。
そんなあなたは『相互作用』と『自分の人生』を結びつけて考え、
豊かで幸せに暮らすには、オンオフの切り替えや、対立する敵が少ない方が安心だと思うようになるでしょう。
ただ安心や安全を保つ為に妥協ばかりするので、完璧な満足を得るのは難しいかもしれません。同時進行で物事を経験する可能性があり、愛情も『2人』同時進行させる恐れがあります。
牡羊座7度は片方しかない世界を嫌うので、創造的な多様性と二重性を必要とします。
白黒はっきりさせたがり、勝つ為の知略を練り、負ける事を嫌います。
何事も勝つか負けるか、敵か味方か、やるのかやらないのか。
そうした相反する面が行動や思考のベースにあります。
あなたの場合、敵(ライバル)の存在が人生をドラマティックにするでしょう。
正義と悪などにも燃えやすいタイプです(勿論、いつも自分が正義)
エネルギーを分散させないようにだけ注意しましょう。
様々な領域で活躍できる人です。
性格
牡羊座はパワフルでエネルギーに満ちており、純粋に2つの世界を楽しめます。
定時までしっかり仕事をしたら、アフター5はがっつり遊ぶなど。
どこからそんなエネルギーが出てくるの?と思われるかも…。
牡羊座は元々陶酔感が大切で、何事にも一生懸命です。
このエネルギーの源になっているのが、実は2つの世界の行き来。
『陰陽』『S極とN極』『男女』の関係のように、
相反する関係が、お互いの力をより引き出しているのです。
(占星術的に言えば、180度というのがお互いの作用を高めるのと同じです)
逆に言えばずっと仕事をすると煮詰まりますし、休んでばかりもダメ。
敵がいないとやる気がダウンするし、何事も相反する関係やメリハリが必要。
チームワークが得意で、仲間の特性を把握して動ける人です。
前衛が得意な戦士がいたら自分は後衛でアシストするなど…相互作用を戦略に折り込むのが上手。
ただ二元論的思考の持ち主で、ある意味思考が単純すぎるかもしれません。
余談
牡羊座7度を持つB’zの松本さんは、この度数の特性を最大限活かした人物と言えるでしょう。そもそもB’zの存在自体が相互作用を表現していますね。
リーダーとしてチームワークの築き方が上手ですし、楽曲も旬のものを積極的に取り入れ、創造的な多様性を表現し飽きさせない工夫があります。
またB’zはオンオフがはっきりしており、お正月は完全に休みます。
デビューから一度も紅白に出ないのはその為です。
また”勝つか負けるか”という思考は、B’z初期の至上命題でもあったでしょう。
松本さんにはビジネスセンスもあったのだと思います。
この度数の思考の単純さが、逆に上手く運んだ良い例でしょう。
B’zはお互いが役割に集中していますね。
リーダーが目立とうとするバンドは大概崩壊します。リーダーとは後ろから全体を把握する必要があり、最もでしゃばるのはNGなのです。
相互作用を巧みに人生やビジネスに活かした、素晴らしい成功例です。
今の状態
反対勢力、アンチテーゼがテーマとなっています。
敵(ライバル)の出現、どういうわけか分裂しているように見える状況など…。
この相反する2つの性質に、打開のヒントが隠されています。
反対勢力からインスパイアされるものが多く、
敵(ライバル)の出現はプラスに運びます。やる気や闘志に火がつくでしょう。
ただこの度数は成熟した協力関係にはやや理解が足らず、
安心安定を求め、妥協ばかりして弱るような展開も暗示します。
注意散漫で、気まぐれな態度が脱線やトラブルに繋がる恐れがあります。
エネルギーを分散させすぎず、道筋を見失わないように。
状況の片側だけに比重をおくと、片方が反発する時期です。
仕事ばかりやると遊びたくなり、仕事ばかりやると家族が反発する…。
体を酷使すると心が病むなど…。
自律神経を整えるように過ごすと良いでしょう。
参考文献と資料
https://collections.nlm.nih.gov/catalog/nlm:nlmuid-9410623-bk