- 愛の道を歩む
- 邪魔されたくない
- 本能
- プライバシー
- 物事が動き出す
- 虚栄心・寂しさ
- 酒や異性におぼれる
- 孤独の問題
サビアンシンボルとは?
人生のテーマと向かう場所
この牡羊座4度では、村の中で素敵な異性と出会い、はじめて恋に落ちます。
誰かと一対一の親密な関係を築くのは、はじめての経験。
ついつい相手の事ばかり考え、もっと一緒にいたいなぁという本能に気がつきます。
そんなあなたは誰よりも本能に忠実。
恋とは理論ではなく、感情で動くものだと知ってしまったからです。
自分の感情を邪魔するもの、全てを嫌がるでしょう。
嫉妬の問題に悩み、パートナーを独り占めしたがるかもしれません。
牡羊座3度が『集団のニーズ』に敏感だった事とは反対に、
村人(集団)に邪魔されず、二人だけの世界を築きたいと願うようになります。
タイトルの『隔離された歩道を歩く二人の恋人』というのは、隔離された(誰もいない)歩道をただ恋人と2人で歩きたい、という純粋な気持ちを表しています。
そんなあなたは『相手』と『自分の人生』を結びつけて考え、
豊かで幸せに暮らすには、親密な人間関係が大切であることに気がつきます。
あなたはここではじめて『プライバシーの必要性』を理解します。
3は情報伝達を表しますが、4は安定を表します。
ここで初めて牡羊座の自我が固まり、自分とは何者かを考え始めます。
それは『自分の本能』に対する気づきであり、集団から個人の生き方を模索する段階にきたことを示します。
特定の人との関係にコミットする恐れと憧れ、安心と不安を経験するでしょう。
あなたは親密な人間関係には、信頼(秘密を守ること)が大切だと学んでいます。
『そばにいてくれるなら誰でもいい(集団・群れ)』という依存的思考から、
『あなたじゃないと嫌(自我・個)』という、意識の変化を経験します。
性格
あなたは自己開示はごく限られた人間だけにするものだ、という考えを持っています。
それは集団という群れから独立し、個人を尊重する意識へ変化したからです。
牡羊座4度は実りや収穫を意味し、親密な関係から実りがあることを示唆します。
しかし誤った関係にコミットした場合、収穫が少ない事も暗示します。
また独立した時に問題になるのが『孤独』に関して。
これまでは群れの中にいて気づく事がなかった孤独感、寂しさ、
『愛する人の温もりがほしい』という感性を獲得しています。
人から見ると『恋愛体質』『個人的な関係にべったり』な人に見えるかもしれません。
良くも悪くも親密な人間関係が重要な人でもあります。
『いつも二人一緒』という状態に安心するタイプでしょう。
寂しさから虚栄心の問題を発生させる人もいるかもしれません。
ですが根底には1人が寂しいという孤独の問題があるのです。
牡羊座4度は『集団のマニュアル』が群れの外では通用しない事に気づいています。
あなたと私の関係を模索し、理論より感情重視なので排他的でしょう。
また嫉妬の問題を抱えやすく、独占欲が強い人です。
今の状態
誰にも邪魔されず、本能のままに動く時。
何か行動を起こしたい時は、ごく一部の信頼できる人にだけ相談しましょう。
大勢(マジョリティ)の意見で動くと自分を見失いかねません。
今は集団のニーズではなく、本能のニーズと向き合う時期です。
群れると同調圧力で個性を潰される恐れがあるので、
ごく限られた人の中だけで動く方がいいでしょう。個人的な関係を大切に。
牡羊座4度は知恵を表し、自分に贈り物があることを示唆します。
自分の特技や長所を生かしてみるのもいいですね。
それらを利用して富を築くことも可能な度数です。
しかしダメな相手にコミットした場合、貢いでしまう恐れがあります。
嫉妬の問題、独占欲の強さ、寂しさからの虚栄心には特に注意しましょう。
参考文献と資料
https://collections.nlm.nih.gov/catalog/nlm:nlmuid-9410623-bk