ですから有名人もトゥルー値で出しています。
リリスを研究している欧米の占星術師たちもトゥルー値を推奨しており、ミーン値でネイタルを見た場合、しっくりこないと思われます。
しかし一般的にはミーン値が推奨されており、ネット上や占星術のソフトウェアは大体『ミーン値』での算出です。
調べる際は必ずトゥルー値に変更して算出してください。
★ Astrodienst(外部ページ)
https://www.astro.com/horoscopes/ja
リリスの解説と、12星座別の特徴
・第1ハウスにリリスがある人
いつも自分は誤解されていると感じており、自分のいる環境に不満を抱くという特徴があります。いつも何かに不満を抱えているでしょう。
『人が自分をどう思っていても、別にどうでもいい』
この配置は、人や自分自身に対する興味の欠損、個性に無関心であることを表します。
第1ハウスは個性やキャラクターに関して客観性がなく、人が自分をどう思っているのかに興味がなくなります。
有名人では、マリリン・モンローが該当します。
・第2ハウスにリリスがある人
それは自分の存在価値を否定される経験(いじめや搾取、利用されるなど)をしてきたためです。安全性、信頼性、将来の安定が最も大切です。
・第3ハウスにリリスがある人
知的コミュニケーション(ディベートなど)で勝ちたいという願望があり、おしゃべりかポーカーフェイスの特徴があります。
・第4ハウスにリリスがある人
リリスの配置の中でも最も『困難』なものの1つである、と言われています。特に家族に関するトラウマ、虐待の経験者が多いのが特徴です。
第4ハウスにリリスがある有名人
ジャネット・ジャクソンとリンキン・パークのチェスター・ベニントン
彼らは共に家族からの拒絶、トラウマや虐待の経験を持っています。
・第5ハウスにリリスがある人
リリスの配置の中でも最も『苦痛』を伴うものの1つである、と言われています。
特に人生を楽しむこと(娯楽)を否定したり、虚しさ、自己表現に恥ずかしさや苦痛があるのが特徴です。
魅力的に見せなければ、賞賛される立ち振る舞いをしなければ、といった苦痛があるでしょう。
皮肉なことに、とても魅力的に見える人々が多いのが特徴です。
・第6ハウスにリリスがある人
もっと労働や奉仕をしないと、といった苦痛、こんなに尽くしたのに報酬や見返りはわずかである事を示しています。
特に完璧主義になりすぎて、何も人生で始められない、健康に問題があって思うようにできない、職場でのいじめや喧嘩などが特徴です。
・第7ハウスにリリスがある人
ビジネスであれ個人であれ、あらゆる種類のパートナーシップを否定します。
法律的な問題に発展する恐れがあり、結婚生活なら離婚、法律のトラブルなら法廷外で解決する必要があると言われています。
・第8ハウスにリリスがある人
SEXに関する問題がもっとも有名ですが、それ以外にも税金の問題が発生しやすいと言われています。
またオカルトや占い、スピリチュアルに異常にハマりこんでしまう傾向もあり、うつ病に苦しむ人も多い配置です。
臨死体験、死、孤独、トラウマ、あらゆる暗い側面に魅了されるタイプでしょう。
風の時代の読み解きとして、ジェンダーに関する苦悩も暗示しています。性別に関する暗い側面を抱える可能性があるでしょう。
・第9ハウスにリリスがある人
盲目的な信仰、伝統や学習に関することに困難や問題が発生しやすく、教師や指導者(或いは権威者)への嫌悪感、権力争いが起きやすいでしょう。
この配置は高等教育の否定を意味し、教育者にあらゆる疑問を投げかけ、規範に反抗します。自分の哲学を見つける事に魅了されるでしょう。
たとえ職業上の地位を獲得したとしても、問題が複雑化する可能性があります。
・第10ハウスにリリスがある人
独立していて意欲的で野心的な人物ですが、反抗的な性質がキャリアに影響を与え、信用を得ることは難しいと言われています。
また両親(通常なら父親)に問題を抱えやすい傾向があります。
・第11ハウスにリリスがある人
親密で信頼できる仲間や友人を得ることは難しいでしょう。いわゆる『変人タイプ』が多いと言われています。
また友人や同級生からのいじめ、信頼していた仲間に嫉妬心を向けられやすい傾向があります。仲間がおらず孤独か、自分の希望や願いを仲間は実現してくれないかもしれません。
・第12ハウスにリリスがある人
自分の潜在意識、夢や理想、想像力を抑圧する傾向があります。誰かを過度に理想化しては失望するかもしれません。
また空想、妄想、依存に陥る傾向があり、スピリチュアル、オカルト、占いなど不思議なものに魅了されやすいでしょう。気をつけなければいけないのは、そういったモノへの依存です。